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第1回 全国小学生体操競技大会
日本体操協会 男子審判部 慶野 峰晴
1.主 旨  本大会は、体操競技の普及発展を目指し,体操を志す全国の小学生に対し て,体操の楽しさと面白さを知ってもらい,併せて児童の健全育成をはかる。

2.規 則  日本体操協会が制定する全国小学生体操競技大会採点規則を採用する。 具体的には、運動の難しさを追求するのではなく,基本技を中心に演技が 美しくのびのびと正しく行われているか、その演技実施の習熟度を評価す る。演技は,跳馬を除き6要素【B難度以下】が要求され,実施すれば6点 を与える。減点もさることながら、いかに選手の良いところを見つけて加 点するかというのが特徴である。例えば,着地が止まった・つま先や手先・ 体線がきれい・のびのびと勢いのある実施等に対して積極的に加点する。
 また、女子単バーと男子鉄棒における停止・中間振動は、それが美しい姿勢 で正しい技捌きから行われた場合は減点の対象にしない。減点は一項目につ いて最大0.30までとする。跳馬のとび方の基礎点を9.50とする。

3.参加者 男子106名(27都府県) ・女子95名(24都府県)
4.表 彰 団体は優秀チーム賞として4種目×4名=16演技中9.50以上の得点が10 演技 以上あった場合,表彰の対象になる。
◎男子優秀チーム=愛知県・兵庫県・福井県
◎女子優秀チーム=東京都・愛知県


個人総合は、総合点38点以上を金賞、36点以上を銀賞、34点以上を銅賞とした。
◎金賞=男子20名・女子7名
◎銀賞=男子41名・女子15名
◎銅賞=男子23名・女子30名

各賞受賞者は男子79%・女子55%で参加者の多くがメダルを獲得し大変喜んでいた。

5.所 感  本大会の主旨とおりに,選手の能力に応じた美しい体操と着地を止めるという意識のある 演技が随所に見られた。特に本大会唯一の10点をゆかで 獲得した,鹿児島県の松本選手 は宙返り・倒立・柔軟性等の表現が素晴らしく、手先やつま先まで意識したきれいな体線 で着地までしっかりと止めた。また、福井県チームの選手は、前方転回やジャンプ・ター ンをきれいに捌き、高度な技は少なかったが印象的であり高得点を獲得していた。演技構 成上,B難度以上の技が禁止になっているので当然、基本技術をマスターするような指導や 選手の練習過程が見えるような内容であった。各種目の演技内容の詳細については,男女 各種目主任審判員の報告を基に後日報告したい。




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