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2013国際ジュニア体操競技大会 男子種目別レポート

Category : レポート  |  Date : 2013/09/23 17:46

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○男子ゆか

WILSON Nile(GBR) 13.625
後方かかえこみ2回宙返り2回ひねり(両足で後ろに動きラインオーバー)、前方宙返り2回ひねり~前方かかえこみ宙返り(両足で後ろに動く)、後ろとびひねり前方屈身宙返り(低い)、十字倒立、後方宙返り2回半ひねり~前方宙返り1回半ひねり、後方宙返り3回ひねり(止める)

ASSUMPCAO Angeli(BRA) 13.575
後方かかえこみ2回宙返り2回ひねり(高い実施、着地はその場で少しはずむ)、後ろとびひねり前方屈身2回宙返り(高い実施、少し動く)、前方宙返り2回ひねり~前方宙返りひねり、フェドルチェンコ、後方宙返り2回半ひねり(回りすぎ)~ヘッドスプリングのような捌き、後ろとびひねり前方かかえこみ2回宙返り(後ろに動く)
非常に高さのある宙返りで迫力ある演技だったが、第4節のミスが惜しまれる

STRECH Martin(USA) 14.075
後方かかえこみ2回宙返り2回ひねり(後ろに1歩)、前方宙返り2回ひねり(動く)、後ろとびひねり前方かかえこみ宙返り(メリハリのない実施)、十字倒立、前方宙返り1回半ひねり、後方宙返り1回半ひねり~前方宙返り1回ひねり(動く)、後方宙返り2回半ひねり(前に1歩)

KAYA Kazuma(JPN) 14.400
前方宙返り2回ひねり~前方宙返り1回ひねり(両足で前に少し動く)、後方宙返り2回半ひねり~前方宙返りひねり(止める)、十字倒立、側方宙返り1回ひねり、後方宙返り2回ひねり(止める)、後方宙返り3回ひねり(少しひねり不足気味の着地で両足で少し動く)

WU Di(CHN) 14.725
後方宙返り2回半ひねり~前方宙返り2回ひねり、前方宙返り1回ひねり~前方宙返り2回半ひねり(少し動く)、側方宙返り1回ひねり、後方宙返り2回ひねり(止める)、フェドルチェンコ、後方宙返り3回ひねり(後ろに動く)、0.20加点の連続を成功、正確な実施で演技をまとめる

TANIGAWA Wataru(JPN) 14.625
前方宙返り2回半ひねり、後ろとびひねり前方屈身2回宙返り(前に大きく動く)、マンナ、前方宙返り2回ひねり~前方宙返りひねり(止める)、後方宙返り2回ひねり(止める)、後方宙返り2回半ひねり~前方宙返り1回ひねり(両足で少し動く)、後方宙返り3回ひねり(完全にひねりきり着地を狙いにいったようにみえたがわずかに動く)

CLERC Remi(FRA) 14.325
前方伸身宙返り~前方屈身2回宙返り(両足で前に1歩)、後ろとびひねり前方屈身2回宙返り(前に大きく動く)、前方宙返り2回ひねり(少し動く)、十字倒立、後方宙返り1回半ひねり~前方宙返り1回ひねり(少し動く)、後方宙返り2回半ひねり~前方宙返りひねり、後方宙返り2回ひねり(止める)

Bevan Brinn(GBR) 13.850
後ろとびひねり前方屈身2回宙返り(開きが早くしりもちをつきかけたが踏ん張る)、後方宙返り2回半ひねり~前方宙返りひねり(止める)、後方宙返り2回ひねり~とび1回半ひねり正面臥、フェドルチェンコ、十字倒立、前方宙返り2回ひねり~前方かかえこみ宙返り(大きく動きラインオーバー)、後方宙返り3回ひねり(止める)

優勝 HU Di (CHN)  14.725
2位 谷川 航 (JPN) 14.625
3位 萱 和磨 (JPN) 14.400

○あん馬

STRECH Martin(USA) 13.250
外向き旋回~シバド、マジャール~180度シュピンデル、シュテクリB、とび正交差ひねり逆交差入れ(少し動くがつまり小さくなる)、逆リヤ倒立ひねり移動下り

WU Di(CHN) 13.575
逆交差倒立、Eフロップ~ポメル旋回、Dコンバイン(バランスを崩し脚を開く)、マジャールシュピンデル、マジャール~シバド~馬端360度転向、シュテクリA倒立ひねり移動下り(動きがつまり停滞しそうになったがなんとかしのぐ)

DALALOYAN Arthur(RUS) 12.400
正交差、Dフロップ(ポメル旋回×2~シュテクリA)、シュテクリB、ポメル旋回、2/3後ろ移動、マジャール(落下)、マジャール、シバド、シュテクリA倒立ひねり移動下り

ARAYASHIKI Hibiki(JPN) 14.175
とび正交差逆交差入れ、Eフロップ~Dコンバイン、ポメル旋回~後ろ移動~マジャール~シバド、シュテクリB、シュテクリA倒立5/4ひねり下り、安定した実施で通しきる

KAYA Kazuma(JPN) 14.625
逆交差倒立、Eフロップ、Dコンバイン、ロス、ポメル旋回~後ろ移動~マジャール~シバド、シュテクリA倒立ひねり移動下り、腰高の旋回で演技を通しきる、ほぼ完璧な実施!!

HU Xuwei(CHN) 12.275
ブスナリ(若干動きがつまったが成功)、開脚旋回で腰を落としかける、正交差倒立、逆交差倒立、ポメル旋回~後ろ移動~フェドルチェンコ、マジャール~シバド(途中脚をぶつけ落下)、シュテクリA倒立ひねり移動下り(E)

WILSON Nile(GBR) 12.775
逆交差倒立、Eコンバイン、Dコンバイン、フェドルチェンコ、マジャール~シバド(途中脚をぶつけ落下)、2/3後ろ移動、シュテクリAひねり移動下り

BEVAN Brinn(GBR) 13.525
正交差、Eフロップ、Dコンバイン、マジャールシュピンデル、マジャール~シバド、シュテクリA倒立ひねり移動下り、少し腰をとり気味の旋回だが安定感のある実施で演技をまとめる

優勝 萱 和磨 (JPN) 14.625
2位 荒屋敷響 (JPN) 14.175
3位 WU Di (CHN) 13.575

○つり輪

KAYA Kazuma(JPN) 13.975
振り上がり開脚上水平、ほんてん倒立、振り上がり倒立、屈身ヤマワキ~ヤマワキ~ホンマ十字懸垂(持ち込みで少し動きがつまる)、伸腕屈身倒立、後方車輪~後方伸身2回宙返り1回ひねり下り(止める)、全体としては良い実施で縁起をまとめる

DELUNA Fabian(USA) 14.000
けあがり中水平、けあがり十字懸垂、屈身ヤマワキ~ヤマワキ~振り上がり開脚上水平、伸腕屈身倒立、ほんてん倒立、後方かかえこみ2回宙返り1回半ひねり下り(少し動く)、非常に正確で力強い実施で演技をまとめた

WILSON Nile(GBR) 13.950
ホンマ十字懸垂(非常に正確な実施)、ヤマワキ~屈身ヤマワキ~振り上がり上水平、伸腕屈身倒立、振り上がり倒立、ほんてん倒立(少しゆれる)、後方かかえこみ2回宙返り2回ひねり下り(後ろに大きく1歩)、倒立の姿勢、伸腕の表現の正確で美しい実施

KIBARTAS Iliya(RUS) 14.325
後転中水平(F)、ナカヤマ、振り上がり開脚上水平、ほんてん倒立、屈身ヤマワキ~ヤマワキ~振り上がり倒立、後方かかえこみ2回宙返り1回ひねり下り、F難度技を取り入れた内容の濃い構成を力強く美しい実施でまとめた

CLERC Remi(FRA) 13.175
けあがり中水平、屈身ヤマワキ~ヤマワキ(少しつまった感じの実施)、振り上がり開脚上水平(少しゆれる)、ほんてん倒立、後方車輪~後方かかえこみ2回宙返り1回ひねり下り(大きく1歩)

BEVAN Brinn(GBR) 14.000
振り上がり開脚上水平、伸腕屈身倒立、屈身ヤマワキ~ヤマワキ~振り上がり倒立、ほんてん倒立、後方車輪~後方かかえこみ2回宙返り2回ひねり下り(後ろに1歩)

TANIGAWA Wataru(JPN) 13.750
ホンマ十字懸垂、振り上がり開脚上水平、ほんてん倒立、振り上がり倒立、屈身ヤマワキ~ヤマワキ、伸腕屈身倒立、後方車輪~後方かかえこみ2回宙返り1回半ひねり(両足で前に1歩)、まずまずの実施で演技をまとめる

DALALOYAN Arthur(RUS)
アザリアン、振り上がり開脚上水平、ほんてん倒立、屈身ヤマワキ~ヤマワキ~振り上がり開脚前挙、伸腕屈身倒立、振り上がり倒立、後方伸身2回宙返り1回ひねり下り(とめる)

優勝 KIBARTAS Ilya (RUS)    14.325
2位 DALALOYAN Arthur (RUS) 14.300
3位 BEVAN Brinn (GBR)    14.000
3位 DELUNA Fabian (USA) 14.000
この種目では日本選手のメダル獲得はならなかった。日本の選手はアメリカ、ロシア、イギリスの選手と比較すると倒立姿勢、伸腕の表現などまだまだ弱い印象を受けた。
○男子跳馬

DELUNA Fabian(USA) 14.850
ドリッグス 入りと突き放し直後に若干の姿勢の乱れが見られる実施、着地は腰高で小さく前に1歩

HU Xuwei(CHN) 14.300
アカピアン まとまりのある美しい実施だったが、着地は後ろに大きく1歩動く

TANIGAWA Wataru(JPN) 14.950
ドリッグス 正確で美しい実施、腰高の着地で両足で小さく前に1歩にまとめる

KAYA Kazuma(JPN) 14.325
アカピアン ドリッグスを予定していたようだが足が合わなかったのかアカピアンになってしまう、姿勢欠点も見られ本人としても不本意な実施だったと思われる

WU Di(CHN) 14.250
アカピアン 姿勢欠点の少ない実施だったが、若干頭が下がった姿勢で着地しわずかに動く

ASSUMPCAO Angelo(BRA) 14.775
ドリッグス 豪快な実施、姿勢欠点も少なく跳躍自体は良かったが着地は両足で前に大きく動く

COURNOYER Rene(CAN) 13.800
ローチェ 比較的高い位置で着地したがしりもちをついてしまう

BEVAN Brinn(GBR) 14.450
伸身ユルチェンコ2回ひねり 美しく余裕のある実施だったが後ろに大きく1歩動く

優勝 谷川 航 (JPN)  14.950
2位 DELUNA Fabian (USA)  14.850
3位 ASSUMPCAO Angelo (BRA) 14.775
○平行棒

KAYA Kazxuma(JPN) 14.425
後ろ振り上がり開脚入れ脚前挙、伸腕屈身倒立、ヒーリー、棒下宙返りひねり倒立、棒下宙返り倒立、車輪、チッペルト、バブサー、後方屈身2回宙返り下り(体重が後ろにかかりあわやしりもちという着地になったが両足で跳んで踏ん張る)

DALALOYAN Arthur(RUS) 13.675
棒端開脚入れ脚前挙、伸腕屈身倒立、棒下宙返り倒立(かつぐ)、後方車輪(少し重い実施)、チッペルト、ヒーリー、ホンマ、前振りひねり倒立(手をずらす)、後方屈身2回宙返り下り(その場で少し動く)

WILSON Nile(GBR) 14.650
ホンマ、棒下宙返りひねり倒立、シャルロ(しっかり止める)、棒下宙返り倒立(後ろに2歩歩く)、後方車輪、チッペルト、ヒーリー、後方かかえこみ2回宙返り下り(わずかに動く)

HU Xuwei(CHN) 14.325
けあがり脚前挙、伸腕屈身倒立、棒下宙返りひねり倒立、棒下宙返り倒立、車輪ディアミドフ(流れる)、前振り上がり開脚抜き倒立、ヒーリー、バブサー(姿勢が乱れる)、チッペルト、後方屈身2回宙返り下り(受けが低くなったが止める)

STRECH Martin(USA) 13.625
逆上がり倒立(屈腕)、棒端ディアミドフ、後方車輪、チッペルト、前振りひねり倒立(倒立からかなりはずれる)、支持前振り開脚抜き倒立、後方屈身2回宙返り下り(止める)

BEVAN Brinn(GBR) 14.375
棒端けあがり倒立、棒下宙返り倒立、車輪ディアミドフ、バブサー、チッペルト、ヒーリー、棒上宙返り倒立、後ろ振り上がり開脚入れ~倒立、後方屈身2回宙返り下り(ゲタが目立つ、着地は少し動く)

KURASHIMA Daichi(JPN) 14.025
閉脚浮き腰上がり倒立、ホンマ~開脚入れ脚前挙、伸腕屈身倒立、棒下宙返り倒立、後方車輪、前振りひねり倒立、ディアミドフ、前振り上がり~倒立、後方屈身2回宙返り下り(後ろに1歩動く)

WU Di(CHN) 13.975
逆上がり倒立、前振り上がりディアミドフ(少し流れる)、車輪ディアミドフ、後方車輪、前振り上がり開脚抜き倒立(若干動きがつまる)、チッペルト(倒立で少し身体がゆるむ)、ヒーリー~倒立、後方屈身2回宙返り下り(両足で後ろに大きく1歩)

優勝 WILSON Nile (GBR) 14.650
2位 萱 和磨 (JPN)  14.425
3位 BEVAN Brinn (GBR) 14.375
○鉄棒

HIRIMECHE Zachari(FRA) 13.200
ヤマワキ、エンドー、トカチェフ、車輪1回ひねり大逆手(少し動きがつまる)、アドラー、大逆手車輪~逆手背面車輪、後方伸身2回宙返り1回ひねり下り(両足で前に1歩)

KURASHIMA Daichi 13.700
アドラーひねり(戻ってダブルスウィング)、伸身トカチェフ、ホップターンひねり片大逆手、アドラー1回ひねり~ヤマワキ(雄大な実施)、エンドー、ホップターン、後方伸身2回宙返り2回ひねり下り(少し回転不足の着地となり前に大きく1歩)

HU Xuwei(CHN) 14.450
シュタルダー1回半ひねり大逆手、アドラーひねり~開脚モズニク、伸身トカチェフ~リバルコ、エンドー1回ひねり大逆手~伸身イエガー、後方伸身2回宙返り2回ひねり下り(後ろに1歩)、途中けあがり倒立で少し流れたが、3つの加点を取れる組み合わせをすべて成功

KIBARTAS Ilya(RUS) 13.375
ヤマワキ、シュタルダーひねり大逆手、エンドー1回ひねり大逆手、アドラー~大逆手車輪~逆手背面車輪、後方かかえこみ2回宙返り1回ひねり下り(両足で前に1歩)

DALALOYAN Arthur(RUS) 14.050
ヤマワキ、伸身トカチェフ、シュタルダーひねり大逆手、アドラー1回ひねり逆手倒立、アドラー、車輪1回ひねり大逆手、シュタルダー、後方伸身2回宙返り1回ひねり下り(止める)

KAYA Kazuma(JPN) 14.525
アドラー1回ひねり~ヤマワキ、エンドー1回ひねり片大逆手、リバルコ、アドラー~大逆手車輪~大逆手エンドー、ホップターン、後方伸身2回宙返り2回ひねり下り(止める)

STRECH Martin(USA) 12.350
トカチェフ、開脚モズニク(?、落下)、エンドー1回ひねり大逆手~大逆手車輪~大逆手エンドー、アドラー、後方伸身2回宙返り2回ひねり下り(少し低い実施、前に1歩)

WILSON Nile(GBR) 11.750
コールマン(雄大に成功)、リバルコ、伸身トカチェフ(雄大な実施だったが落下)、やり直してまた落下、アドラー~大逆手車輪、シュタルダー、後方伸身2回宙返り2回ひねり下り(膝の抜けた感じの着地となり前に1歩)

優勝 萱 和磨(JPN)                           14.525
2位 HU Xuwei(CHN)                          14.450
3位 DALALOYAN Arthur(RUS) 14.050
萱和磨選手がミスの無い演技で着地も止めてあん馬に続き優勝、倉島大地選手はミスが響き4位でメダル獲得はならなかった。

男子においては日本選手の活躍が目立った大会となったが、つり輪ではロシア、アメリカ、イギリスの選手の強さが強く印象づけられた。今後の課題として選手・指導者のさらなら努力に期待したい。
なお、今大会はFIGのユース規則が適用されて行われたため、跳馬を除く5種目では終末技+7技のカウントにより難度点が算出されている。また、終末技はC難度以上でグループ要求の満点(0.50)を得ることができることを付け加えておきたい。