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ユースオリンピックヨーロッパ予選レポート

Category : レポート  |  Date : 2014/03/01 06:13

マレーシアではユースオリンピックのアジア予選が行われたばかりであるが、ここモスクワでは2月28日、ユースオリンピックのヨーロッパ予選が行われた。ヨーロッパからは団体1チーム、個人7枠(各国1名)を選ぶ大会であったが、一言で言えば「ロシアの一人勝ち」という印象であった。
ロシアの団体はクラブの連携で落下があったが、プロポーション、難度のフォーム、伸びやかさ、華やかさ、軽やかさ、どれをとっても抜きん出ていた。2種目とも大きなミスがなかった2位のブルガリアとは、総合ではわずかな点差しかないが、質、内容には大きな差があった。
ベラルーシはクラブで、連携とダンスステップコンビネーションで落下して3位に甘んじたが、ミスなくやったとしても、ロシアの前に立ちはだかることはできなかっただろう。4位になったアゼルバイジャンは、選手の質、内容ともにさほど優れたものではなく、1999年生まれでチームを組む難しさをどの国も感じていると思われる。
強豪ぞろいのヨーロッパで、たった4カ国しか出場しなかったことからも、その難しさがうかがえる。
いまのところ、良い選手がいれば出るが、無理をしてでも出るという状況ではないと判断しているのかもしれない。
個人においても、あのウクライナが”普通”とも思える選手を送り込み、他の国も際立つ選手は少なかった。サイプロス(キプロス)の選手で非常に手足が長く、形状の良い選手がいたが、上位に食い込んできた選手の多くは、今後シニアになってからが怖い選手というよりも、いま現在うまい選手であったように思う。
そんな中、1位になったロシアのBravikova、2位のPolyakova、オープン参加のロシアの2選手を含めてロシアの選手全員が素晴らしい選手であった。団体選手を含めてよくもまあ1999年生まれでこれだけ集められたと思うが、ロシアならきっとどの年代でもズラリと揃えられるのであろう。
とにもかくにもロシアの底知れぬ強さが感じられたユースオリンピック予選であった。
明日はモスクワグランプリとインターナショナルトーナメントが行われ、日本からは特別強化選手の皆川夏穂と、フェアリージャパンPOLAが出場する。(早川さくらは足を痛めたため欠場)
新体操ユース五輪ヨーロッパ予選団体結果pdf
新体操ユース五輪ヨーロッパ予選個人結果pdf
山﨑浩子

Hiroko Yamasaki