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第13回アジアジュニア新体操選手権大会レポート③

Category : レポート  |  Date : 2014/02/26 13:31

◆団体種目別決勝

1日目、2日目の予選を勝ち抜いた団体8チーム、個人8名のファイナリストたちによる最後の戦いが繰り広げられた。

<HOOP×5>

*1位 UZB(ウズベキスタン) 14.250
細かいミスも少なく、一体感ある演技で今大会2つ目の金メダルを獲得した。
ウズベキスタンチームは、演技のコンセプトが分かりやすく全体を通して失われることがない。それは、動きや交換、難度、連係のつなぎが途切れることなく、流れるような構成に仕上がっているからである。そして、踊り手である選手自身の意識も高く、常に踊る心を忘れていないからであろう。

*2位 CHN(中国) 14.150
チャチャチャのリズムに合わせジュニアらしく可愛く、でもどこか大人びた表情で堂々と踊る姿は、既にナショナルチームの風格を感じることが出来た。
また、演技全体において連係や交換、またステップにおいても工夫されており、フォーメーションの大きさは勿論のこと、高低差も感じるダイナミックな作品になっている。

*3位 MAS(マレーシア) 12.867
予選の時は、スタートの連係からフープがぶつかり落下するなど大きなミスがあったマレーシアだったが、この種目別では同じチームとは思えないほど力強く、ノーミスの演技で見事銅メダルを獲得した。
日本と同じようにこの大会の為に集まった選手たちだったため、上位常連チームと比較すると基本が徹底されていないところは否めない。しかし、5人の心が一つになったパワフルな演技は、観客の心を動かした。

*4位 日本 12.483
日本チームは、交換や連係(4本投げ)で落下するなどリズムに乗りきれず、どこか緊張感が抜けないこぢんまりとした演技で点数を伸ばすことが出来なかった。

<CLUB×10>

*1位 KAZ(カザフスタン) 14.583
1種目目フープで2回の場外、予備手具を使用するという大きなミスをしたカザフスタンだったが、2種目目クラブでは見違えるほどに輝きを増した演技で今大会団体初の金メダルを獲得した。
エスパーニャ“CANI”の曲に合わせ、テンポよく交換、連係、ステップをこなす巧みさは金メダルにふさわしい貫禄があった。

*2位 日本  13.583
身体難度はやや甘い個所があったものの、後半につれ力強さを増すノーミスの演技で見事銀メダルを獲得する快挙を達成した。
各上の中国、ウズベキスタンが次々とミスをする中、自分たちの演技を確実に、精一杯演技をした結果である。

*3位 CHN(中国) 13.450
連係で0.5の落下ミスに続き交換でも大きく移動して取るなど、流れを掴めなかった中国は3位にとどまった。

ユースオリンピックには、団体総合1位であったウズベキスタンが出場する他、開催国である中国も出場が決まっている。今大会では金メダルを逃した中国チームだが、北京オリンピックの時のように今以上に必ず仕上げてくることが容易に予想できる。日本もその勢いに置いていかれないよう、この経験を生かし更なる進歩を遂げなければならない。

団体表彰式2

報告:村田由香里