ホーム > 新体操 > レポート > 2015新体操W杯ルーマニア大会レポート2

2015新体操W杯ルーマニア大会レポート2

Category : レポート  |  Date : 2015/04/06 06:57

2015新体操W杯ルーマニア・ブカレスト大会、国際トーナメントレポート② 大会情報へ

現地4月4日(土) ブカレストワールドカップとジュニア国際トーナメントの2日目が行われた。

【ジュニア国際トーナメント】
本日はBグループからのスタートで喜田選手が先に登場した。朝一の試合に向けて、劉コーチとともに早朝からホテルでアップをかけたことが功をそうし、クラブはとてもいい仕上がりだった。一箇所Mで小さく床での受けが離れたが( 審判側からは見えないほどにごく一瞬 ) それ以外はすべてのDERもこなし、今遠征最高の出来だったと思う(14.050、8位)
次のボールでは、大会側のミスで申告書が用意されておらず、コールもされないという事態が起きた。すぐにアピールをし、次のグループの11番目に入れてもらうことになった。一度集中力をあげたところでタイミングを外された感があったが、一回の落下を除いてはやはり伸びやかに踊り(14.650 、9 位 )遠征の成果を実感できた。これもまた、経験である。
Aグループ出場の柴山はクラブからで、彼女も申告書の内容を全て伸びやかに実施、リスボンではできなかったマルチプルローテーションのアチチュード+トーノーもきっちり実施し、本人の最高の内容だった(14.350 、6位 )。しかし続くボールでスタートの背中からの転がし(繋ぎ)を落下してしまう、パンシェローテーションで大きく揺れてしまうなどのミスが出てしまい、全体の精彩を欠いた( 13.550、20 位 ) 。
今回は2人ともクラブがとても良かったにもかかわらず、得点が伸びず、残念な思いである。リスボンでは、ノーミスをすれば、得点は伸びる、と言う結果だっただけに、ギャップを感じる大会だった。しかし会場の反応や、リスボンからの通しで参加しているコーチたちは、二人の成長を喜んでくれた。
これで、ジュニアの遠征は一旦終了であるが、モスクワから3大会を経験して大きく成長できたことと、ノーミスで演技すれば、入賞圏内につけることなど現在の実力が確認できた。4種目の総合順位は、喜田選手が7位と健闘、柴山選手はロープの大場外が響き16位で 終了した。

【ワールドカップ】
ワールドカップ2日目、クラブ・リボンが行われた。
早川の課題であるクラブは、否が応でも緊張が高まり、やや動きが慎重になったが、3大会目にして落下を回避して17.10。続くリボンでは、集中力が途切れてしまい、背面での持ち替えでポロリ。16.950と得点を落とした。
皆川は、リボンでリスボンに続きダイナミックな演技をし、17.350。クラブでは、スタートの非対称の2本投げで大きく空中で分かれてしまい、派手に2本とも落下した。それ以後は何事もなかったように次々と投げを決めていったが、15.950。
結果、総合順位は、早川9位・皆川11位、であった。

連戦であり、点取り合戦である。ロシア勢は別として、スタニュータ、ソン、ドゥルンダ、の3名は18点グループに王手をかけた。ここにリサディノバとリプキンが加わる。17点の中盤~後半の得点争いに今回は早川が参戦、しかし4種目の神経が持たない。平均17点の前半で順位を確保したいところだが、皆川もまだ切れてしまう。ここには、ナザレンコバ、ムスタファエバ、フィラノフスキー、が位置し、ノーミスすれば17点に乗ってくる選手はさらに10人ほど存在する。心身共に疲労する。そこでまた、順位を定位置にしさらに上げていく選手と容易にその順位を明け渡してしまう選手とに分かれる。練習あるのみ、前進あるのみ、である。

明日の決勝は、早川はボール、皆川はリボンに出場する。