第51回NHK杯男子2日目第4ローテ

報告者:

田中和(跳馬)
ドリッグス 大きさのある跳越だったが、着地でしゃがみ込み前に大きく1歩動く
内村(跳馬)
シューフェルト 素晴らしい跳越、ほぼ止まったかに見えたがわずかに後ろに動く
小林(跳馬)
ヨーⅡ 右に体重のかかった着地となり大きく動く、ラインオーバーあり
加藤(跳馬)
ドリッグス 腰高の着地で前に1歩、ラインオーバーあり
山室(跳馬)
ロペス 雄大な跳越、腰高の着地で左に1歩動く
野々村(跳馬)
ロペス 少しおじぎした着地となったが、前に1歩に押さえる
水鳥(ゆか)
ツルバノフ、トーマス転、宙返り連続、フェドルチェンコを織り込んだ構成、まずまずの実施で演技をまとめ、最後の後方3回ひねりは斜め後ろに大きく動く
太田(ゆか)
テンポ~後ろとびひねり前方2回宙返りひねり、宙返り3連続、宙返り2連続、宙返り2連続、後方3回ひねり大きく動く
植松(鉄棒)
スペシャリスト枠に向けて、しっかりと決めておきたいところ。カッシーナ、コバチ、コールマンを決めた他、他のひねり系でも乱れを見せず、最後の伸身月面までしっかりと決めて、着地を見事に止めた。15.850を出して後に演技をする対抗馬となる田中佑にプレッシャーをかけた。
齋藤(平行棒)
逆上がり倒立から入り、モリスエ、開脚前宙ときれいに決めた。
田中佑(平行棒)
棒下宙系の連続を慎重に決めてきたが、ツイスト倒立のところでバランスを崩して肘を曲げてしまう大きなミスを犯してしまう。しかし、終末技の屈身ダブルはピタリと決めた。
星(平行棒)
棒下系の3連続から車輪ディアミドフ~車輪~車輪ライヘルトまで非常にきれいな線でしっかりと決めた。最後は屈身ダブルで着地をまとめた。
石川(平行棒)
棒下宙~車輪ディアミドフ~車輪とシリーズできれいに繋げた後、ヒーリー、開脚前宙、ティッペルトと高難度を盛り込んできた。最後は屈身ダブルで前一歩。
岡(平行棒)
最初に棒下宙~車輪~車輪ライヘルトと決めた。終末技の屈身ダブルで見事に着地を止めた。
沖口(平行棒)
棒下系でやや動きが重く、ピーターズでも倒立から外れてしまう実施。そして、最後の屈身ダブルでも前に大きく弾んでしまった。
※植松が8位に上がり、沖口が11位と何とか圏内に留まっている。水鳥は14位。植松は代表入りに望みをつないだ。