天津国際現地レポート3

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 15日、決勝競技が終了しました。結果は、以下の通りです。
ゆ か:1位内村(日本)15.925 2位オニール(カナダ)15.850 3位ダシルバ(フランス)15.750
あん馬:1位シャオ・キン(中国)16.375 2位ウデ(クロアチア)15.825 3位セリグマン(クロアチア)15.725 5位星(日本)15.100
つり輪:1位チェン・イービン(中国)17.000 2位リ・セグワン(北朝鮮)16.525 3位キム・ジンヒョク(北朝鮮)
跳 馬:1位リ・セグワン(北朝鮮)16.125 2位ウィグナニツ(フランス)16.037 3位ブラニク(ポーランド)15.787
平行棒:1位リ・シャオペン(中国)16.775 2位ファン・シュウ(中国)16.525 3位キム・ジンヒョク(北朝鮮)16.075 4位星(日本)15.775
鉄 棒:1位ゾウ・カイ(中国)16.275 2位キム・ジフン(韓国)16.100 2位リ・シャオペン(中国)16.100 4位星(日本)15.750
 内村、星両選手は、昨日の反省を活かし、出場した種目全てにおいて、素晴らしい演技実施でした。まず、ゆかの内村選手は、「全コース着地を止める」という目標を立て臨みました。その目標を見事達成し、最終演技者のゾウ・カイ選手の結果待ちとなりました。ゾウ・カイ選手は、プレッシャーになったのか、着地を意識しすぎてしまい、最後のムーンサルトで転がり、内村選手が優勝となりました。
 次に、星選手のあん馬ですが、馬体にぶつけてしまう場面がありましたが、何とか乗り切りました。平行棒は、着地で2歩前に動いてしまいましたが、スタートから文句の付け所のない完璧な演技内容でした。そして鉄棒でも着地まで決め、内容も各国コーチ、選手が「エクセレント」と言われるぐらいの演技でした。
帰国後、内村選手は、日本代表合宿が始まり、星選手は、来年に向けての練習をスタートします。
今後も引き続き応援宜しくお願いします。
ゆか優勝の内村選手