チェコ国際予選終了

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 11月2日、新潟県上越市で開催されました「第62回全日本選手権大会」が終了し、翌日の3日に成田空港を発ちました。空路ウィーンを経由し、プラハまでは順調に移動する事が出来たのですが、その後、プラハから開催地のオストラバまでは天候不良(霧)の為、欠航となり急遽、バスでの移動となりました。飛行機なら1時間で到着するところ、約5時間かかり、日本を出発してから現地ホテルまでの移動時間が約25時間ともの凄く長い移動となってしまいました。
 また、到着した日は、練習可能となっていましたが、組織委員会の準備に時間がかかり、ゆかとあん馬しかセットされておらず、調整練習となってしまいました。全日本選手権出場と長時間の移動疲れを隠せない中、参加した植松選手、新島選手、渡辺選手の3名の選手達は、何とか体調を整え予選競技を行いました。出場した種目は、植松選手がゆか、鉄棒の2種目、新島選手がゆか、平行棒、鉄棒の3種目、渡辺選手があん馬、平行棒の2種目です。結果は、以下の通りです。
<ゆか>
1位スプルン(ウクライナ)15.200 
2位マルコビック(クロアチア)14.950 
3位ワメス(オランダ)14.900 
4位植松(日本)14.800 
9位新島(日本)14.200
<あん馬>
1位ザン・ホンタオ(中国)16.350 
2位フエンテス(ベネゼイラ)15.150 
3位カーチス(オーストラリア) 
9位渡辺(日本)14.150
<つり輪>
1位バンゲルダー(オランダ)16.350 
2位ボロビョフ(ウクライナ)16.150 
3位ヤン・ミンヤン(中国)15.950
<跳馬>
1位トゥーハ(フィンランド)15.825 
2位リズカルズ(ポーランド)15.800 
3位ワメス(オランダ)15.800
<平行棒>
1位ピアセキー(スロバキア)15.550 
2位カペーリ(スイス)15.100 
3位ディミック(スロベニア)15.050 
5位渡辺(日本)14.950 
9位新島(日本)14.100
<鉄棒>
1位植松(日本)15.800 
2位ペガン(スロベニア)15.100 
3位ピアセキー(スロバキア)14.850 
6位新島(日本)14.400
 いくつかのミスもありましたが、植松選手がゆかと鉄棒、新島選手が鉄棒、渡辺選手が平行棒と決勝に進出する事が出来ました。また、決勝に進出出来なかった種目においてもリザーブ1となっているので、最後まで諦めず頑張ります。応援宜しくお願いします。