JAPAN CUP ハンブッヘン選手会見

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 個人総合での銀メダル獲得には満足している。北京オリンピック後の試合としてはベストな大会の一つとなった。内村選手と最後まで優勝争いができてよかった。
 最初、少し緊張していたのでゆかスタートは落ち着くのによかった。実施も非常によく成功した。苦手としているあん馬もミスが少なくよかった。つり輪もベストに近いできだった。跳馬は昨日よりはいいできだったが、着地で少し動いてしまった。平行棒はよかったが、着地で動いて残念だった。鉄棒を迎えた時、トップの内村選手とは1点の差があり、演技前、Dスコアを向上させる演技構成で攻めていこうと考えていた。しかし、最初の手放し技である屈身コバチで近づきすぎたため、とっさに演技構成をリスクのないものへ戻すことを決めた。実際、昨日も全種目演技し、今日も6種目めだったので体力的に相当消耗していたこともあり、安全に2位獲得することを決めた。
 内村選手にとって、私の後に演技するのはやりにくかったのではと思っている。
 2005年から毎年日本で合宿しており、日本選手たちの練習などをみて、早い時期から日本選手の安定性とパーフェクトを求める方向性を感じてきた。それらはとても勉強になる。
 ロンドンでの世界選手権の目標としては、今日得たのと同じメダルを獲得できればと思う。ロンドンに向けて、多くのことを改善していきたい。Dスコア、Eスコア両面で。