JAPAN CUP 男子団体レポート

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オリンピック北京大会上位6カ国が参加し、競技が行われた。
競技は、5-3-3制が採用され、開始種目は次のように割り振られた。
ゆか:日本・中国、あん馬:ドイツ・アメリカ、つり輪:ロシア・韓国
◎1種目目
 日本は、1番手のキャプテン関口栄一選手(KONAMI)が前方宙返り2回ひねり~前方宙返りひねり~後方伸身宙返り2回ひねりの宙返り3連続をうまくまとめ、順調に演技をすすめていったが、終盤の旋回技でバランスを崩し、さらに終末技の後方かかえこみ2回宙返り1回ひねり(かかえこみ月面)で前に倒れてしまうまさかのミスで、得点は13.650。 団体総合優勝に向け、早々と黄色信号がともってしまった。
 続く山室光史選手(日本体育大学3年生)も動きがかたく、入り技の後方宙返りひねり~前方宙返り1回ひねりから蹴りそこねた感じで本来予定していた前方宙返り1回半ひりが半ひねりとなってしまう。さらに終末技の後ろとびひねり前方かかえこみ2回宙返りでしりもち。2人続けての大きなミスで黄色信号から赤信号に。
 しかし、第3演技者の内村選手は、後方宙返り1回半ひねり~前方宙返り2回ひねり~前方宙返り1回半ひねりの連続をほぼ完璧にきめ、第3節の大技後方かかえこみ2回宙返り2回ひねり、終末の後方伸身宙返り3回ひねりの着地を見事に止め、15.800の高得点を獲得。悪い流れに歯止めをかけた。
 中国も、1番手のル・ボ選手が大きなミスはなかったものの得点を伸ばせず13.650。
 2番手のテン・ハイビン選手が最初の3連続宙返りの2回目の宙返りで失速、3回目の宙返りで前に倒れる大きなミス。さらに、終末技の後方かかえこみ2回宙返り1回ひねりも失速し、前に倒れてしまい、13.200。大きなブレーキとなってしまった。
 3番手のフォン・ツェ選手は、後方伸身2回宙返り1回ひねり(伸身月面)で入り、後ろとびひねり前方屈身2回宙返り、後ろとび前方伸身宙返り転、宙返り連続、とうまくまとめ、終末技の後方かかえこみ2回宙返り1回ひねりも1歩で押さえるまずまずの演技で14.900。日本よりも低いチーム得点でのスタートとなった。
 ドイツはあん馬で、スピリドノフ選手とボーイ選手が無難にまとめ14点台をそろえたが、エース ハンブッヘンが後半の正交差ひねりで馬体に腰掛けてしまう大きなミスをおかし13.850。
 アメリカはあん馬で、第1演技者のレイバ選手が一把手上縦向き旋回で落下、さらに終末技で倒立に上げようとして馬体に腰をかけてしまう。
 さらに、2番手のナカモリ選手が後半の後ろ移動(3/3)で落下。
 3番手のマクニール選手は、メリーゴーランド、馬端から馬端へ1回の旋回で横移動、馬端から馬端へ一気に移動する前移動を成功させたが、終末技がC難度。
 2人の大きなミスが響き1種目目を終了して最下位。
 1種目目でトップに立ったのは、つり輪スタートのロシア。オレニコフ選手が後方かかえこみ2回宙返り2回ひねり下りの着地をピタリと止めるなど、比較的失敗の少ないこの種目を確実にこなした。
1種目目終了時の順位
 1位:ロシア  45.200
 2位:韓国   44.300
 3位:日本   44.150
 4位:中国   41.750
 5位:ドイツ  41.700
 6位:アメリカ 39.250
◎2種目目、日本と中国はあん馬。大きなミスが出やすいこの種目、中国が先に演技。
 中国は、3選手ともマジャールシュピンデルから入る演技構成で大きなミスを出すことなく、テン・ハイビン選手の15.450を筆頭に、グォ・ウェイヤン選手が15.200、ル・ボ選手も14.600を獲得。
・テン・ハイビン選手の演技構成
 馬端中向き旋回~マジャールシュピンデル~ウーグォニアン~Eコ ンバイン~あん部馬 背(把手間)でのフェドルチェンコ、マジャール移動~3/3後ろ移動~Eフロップ、 正交差ひねり逆交差入れ、シュテクリA直接倒立3/4ひねり3/3移動下り
 日本はトップバッター山室選手が逆交差倒立から入り、Dコンバイン、ウーグォニアン、Eフロップ、マジャール、シバドを取り入れた演技構成を失敗無く遂行し14.750。 続く内村選手も、逆交差倒立で入りEフロップ、Dコンバイン、ウーグォニアン、マジャール、シバドを取り入れた演技を素晴らしい実施で、15.150。
 さらに、3番手坂本功貴選手(セントラルスポーツ)が、終末技をD難度にしたためDスコア6.20の演技構成となったものの、素晴らしい実施で15.500を獲得。
 日本の3選手もこの種目をほぼ完璧に乗り切った。坂本選手は、アテネオリンピック金メダルのテン・ハイビン選手を0.05上回り、この種目のトップの得点となった。
・坂本選手の演技構成
Eフロップ~Eコンバイン~2/3後ろ移動~ウーグォニアン~マジャール移動~3/3 後ろ移動~フェドルチェンコ~一把手上縦向き旋回、とび背交差、下向き逆移動直接倒立3/4ひねり3/3移動下り
 1種目目を終わって1位のロシアは跳馬。1番手のホロホルジン選手がアカピアンを無難にまとめると、2番手のデヴィヤトフスキー選手がローチェを成功、さらにゴロチュツコフ選手がルーユーフー(側転とび後方屈身2回宙返り)を成功させ、高得点をそろえトップの座を維持。
2種目終了時の順位
 1位:ロシア  92.750
 2位:韓国  90.350
 3位:日本  89.550
 4位:中国  87.000
 5位:ドイツ  86.300
 6位:アメリカ 83.950
◎3種目目、日本と中国はつり輪。
 日本は、田中和仁(徳洲会体操クラブ)、山室、坂本の3選手が出場。着地こそ止まらなかったものの全員が15点台を獲得する素晴らしい出来。
 中国も、グォ・ウェイヤン選手が15.150を獲得するとル・ボ選手も15.450、さらにこの種目の王者チェン・イビン選手が格違いの演技を見せ16.200の高得点を獲得。グォ・ウェイヤン選手とル・ボ選手が伸身ヤマワキを実施したが、若干難のある実施と思われた。
 ドイツは跳馬で、グエン選手が15.850の高得点でスタートしたが、着地に定評のあるハンブッヘン選手が伸身ユルチェンコ2回半ひねりの着地で大きく動いてしまい、ファーリグ選手はドラギュレスク(ローチェひねり)で片手を着くミス、チーム得点を伸ばせず。
 アメリカは跳馬で、ホートン選手とレジェンドラ選手がローチェを成功。しかし、あん馬での失点をなかなか挽回出来ない。
 韓国は平行棒で北京オリンピックこの種目銀メダリストのユ・ウォンチュル選手が一人気を吐き15.450を獲得したが、他の2人が得点を伸ばせず、中国にかわされ4位に下がる。
・ユ・ウォンチュル選手の演技構成
 逆上がり倒立~後方車輪~ベーレ、屈身モリスエ、ドミトリエンコ、ヒーリー~前方宙 返り開脚抜き腕支持、チッペルト~棒上宙返り倒立~後方屈身2回宙返り下り
 ロシアは落下などの大きな失敗はなかったものの少々実施に荒さが目立ち、1位の座はキープしたものの2位日本との差は1.950に詰まる。
3種目終了時の順位
 1位:ロシア  136.950
 2位:日本   135.000
 3位:中国   133.800
 4位:韓国   133.300
 5位:ドイツ  133.200
 6位:アメリカ 131.400
◎4種目目、日本と中国は跳馬。
 中国は、1番手のフォン・ツェ選手がロペスを成功。ル・ボ選手とチェン・イビン選手もドリッグスをまとめた。
 日本は1番手に内村選手、伸身ユルチェンコ2回半ひねり。両脚で前に1歩動く着地となったものの、実施は素晴らしく16.050を獲得。
 2番手山室選手がロペスを、3番手関口選手がヨーⅡ(伸身クエルボ2回ひねり)を成功させ、16.450、16.400を獲得。最高の出来で中国を突き放す。
 ドイツは平行棒で、ハンブッヘン選手が素晴らしい演技で15.550。グエン選手もまずまずの演技で14.850を獲得するが、ファーリッグ選手が得点を伸ばせず13点台。
 アメリカもレイバ選手が15.000だったが、ホートン選手が得点を伸ばせず13点台。
 韓国は鉄棒で、1番手のキム・ヒュンスが手堅い演技で14.650を獲得したが、2番手シン・ヒュンオクがアドラー1回ひねりでほぼ水平に流れてしまい、伸身コスミックに直接つなげることができなかった。その後、終末技までまとめたが、終末技のストローマン1回ひねりは伸身か屈身か曖昧な実施で、得点も13.550にとどまった。
 3番手のキム・スンイル選手は伸身コバチ、コールマン、アドラー1回ひねり~伸身コスミックを入れた演技構成だったが、コールマンが近づきけあがりで停滞、さらに後方伸身2回宙返り2回ひねり下りの着地で膝をついてしまい、Dスコアは6.40と比較的高かったものの得点は14.650。
 ロシアは鉄棒で、1番手のデヴィヤトフスキー選手が落下や演技の中断はなかったもののアドラー1回ひねりで大きく姿勢をくずすなど若干荒い演技実施で得点を伸ばせず14.700。デヴィヤトフスキー選手は肩転位をしない逆手背面車輪(C難度として認定される実施)を実施。
 2番手ホロホルジン選手はコールマンが鉄棒に近づき、直後の車輪で膝を屈げてしまうミス。続く伸身トカチェフ~トカチェフの連続はきれいにきめたが、さらにアドラー1回ひねりで大きく脚を開くミスを出し、Dスコアは6.70あったもののEスコアは8.050と低く、得点は14.500。
3番手リャザノフ選手は、アドラーひねり、アドラー1回ひねり~伸身コスミック、順手背面車輪を取り入れた演技構成で終末技は後方伸身2回宙返り2回ひねり下り。順手背面車輪には場内から歓声があがった。得点は14.850。
 ここで日本がトップに立つ。さらに中国もロシアを抜き2位、ロシアが3位となる。
4種目終了時の順位
 1位:日本   183.900
 2位:中国   182.250
 3位:ロシア  181.250
 4位:ドイツ  177.500
 5位:韓国   176.100
 6位:アメリカ 174.350
◎5種目目、日本と中国は平行棒
 中国は、1番手グォ・ウェイヤン選手が素晴らしい実施で15.500を獲得。
・グォ・ウェイヤン選手の演技構成
 前振り上がり開脚抜き倒立~棒下宙返りひねり倒立~棒下宙返り倒立~屈身ベーレ、チ ッペルト~ヒーリー支持、前方宙返り開脚抜き腕支持、後方屈身2回宙返り下り。
 2番手フォン・ツェ選手は、Dスコア6.90の高度な演技構成を無難にまとめ、得点は15.650。
・フォン・ツェ選手の演技構成
 前振り上がり開脚抜き倒立~ドミトリエンコ、棒下宙返りひねり倒立 ~棒下宙返り倒立 ~棒下宙返り1回ひねり倒立、前方宙返り開脚抜き支持~脚前挙支持~伸腕屈身力倒立 ~モリスエ、ヒーリー支持、後方車輪~屈身ベーレ、後方屈身2回宙返り下り。
 3番手テン・ハイビン選手も、車輪ディアミドフ、モリスエ、屈身ベーレ、ヒーリー、前方宙返り開脚抜き腕支持を織り込んだ演技構成を素晴らしい実施で捌き、15.500を獲得。この種目のチーム得点は46.650。
 日本は、1番手の山室選手が棒下宙返りひねり倒立~棒下宙返り1回ひねり倒立~車輪ディアミドフ~後方車輪~ベーレの連続技を大きなミス無くこなし、後方屈身2回宙返り下りの着地もまとめて15.000。
 2番手内村選手は、Dスコア6.50の演技構成で、着地までピタリと止め15.600を獲得。
・内村選手の演技構成
 前振り上がり開脚抜き倒立~棒下宙返りひねり倒立~棒下宙返り 倒立~ドミトリエン コ、屈身ベーレ、支持前振り開脚抜き倒立~モリスエ、車輪ライヘルト、前方宙返り開脚抜き腕支持、後方屈身2回宙 返り下り。
 3番手田中選手は、着地こそ両脚で後ろに1歩わずかに動いてしまったものの、素晴らしい実施で内村選手と同点の15.600を獲得。この種目のチーム得点は中国に及ばず46.200。
・田中選手の演技構成
 前振り上がり開脚抜き倒立~棒下宙返りひねり倒立~棒下宙返り1回ひねり倒立~棒下 宙返り倒立~屈身ベーレ、モリスエ、前振りひねり倒立~前振り1/4ひねり単棒倒立 ~閉脚浮き腰上がり倒立、後方屈身2回宙返り下り。
 ドイツは鉄棒で、スピリドノフ選手は無難にまとめたが、ボーイ選手はコールマンで落下。この種目得意のハンブッヘン選手は貫禄の演技で16.100を獲得。
・ハンブッヘン選手の演技構成
 屈身コバチ、コールマン、シュタルダー1回半ひねり片大逆手、アド ラー1回ひねり~ 伸身コスミック、伸身トカチェフ、後方車輪とび1回半ひねり片大逆手、アドラーひね り、ホップターン、後方伸身2回宙返り2回ひねり下り
 アメリカは、1番手ナカモリ選手がコールマン、順手背面車輪を取り入れた演技構成を無難にまとめ(着地で膝を痛めた)、14.700。
 2番手レイバ選手は、アドラー1回ひねり~伸身コスミック、伸身コバチ、コバチ、アドラーひねり、明確な空中局面を伴う思い切りの良いアドラーカット逆手持ちを取り入れた豪快な演技だったが伸身コールマンで落下(再度挑戦し次は成功)し、さらに終末技でプロテクター切れ、着地で横たわるが大事には至らず。得点は12.500。
 3番手ホートン選手は、アドラー1回ひねり~伸身コスミック、伸身コバチ、コールマン、コバチを取り入れた高度な演技構成で実施もまずまずで15.850を獲得。北京オリンピックで優勝をきめたフェドルチェンコ(後方伸身2回宙返り3回ひねり下り)は今回は実施せず後方伸身2回宙返り1回ひねりで手堅くまとめてきた。
 ロシアはゆか。1番手ゴロチュツコフ選手は、後方かかえこみ2回宙返り2回ひねりで入り、最後は後方かかえこみ2回宙返り1回ひねりの着地を止めるなど全体的に良い実施だったが14.250。
 2番手ホロホルジン選手は、前方伸身宙返り~前方かかえこみ2回宙返り、テンポ~後ろとびひねり前方かかえこみ2回宙返り、後方伸身宙返り2回半ひねり~前方宙伸身返りひねりの3種類の連続を取り入れた演技構成だったが得点は14.250。
 3番手デヴィヤトフスキー選手は最初の後方伸身2回宙返り1回ひねり、2節目の宙返り連続と順調に演技を続けたが、4節目の3連続宙返りでつぶれてしまい13.600。
 韓国も鉄棒で得点をのばすことができず、順位は変わらず5位。
5種目目終了時の順位
 1位:日本   230.100
 2位:中国   228.900
 3位:ロシア  223.350
 4位:ドイツ  221.150
 5位:韓国   218.350
 6位:アメリカ 217.400
◎6種目目、日本と中国は鉄棒
 中国は、1番手グォ・ウェイヤン選手が高い演技価値点の演技構成を無難にまとめ15.400の高得点を獲得。
 しかし、2番手のフォン・ツェ選手がアドラー1回ひねりからの伸身コスミックで落下。その後のコールマンを成功させ、後方伸身2回宙返り2回ひねり下りの着地を止めたが14.300と得点を伸ばせず。
 3番手テン・ハイビン選手は、アドラー1回ひねり(両手逆手握り)からの伸身コスミックを成功させ、順調に演技を続けていったが、アドラーひねりで戻ってしまいひねりを加えてうまくカバー。その後、伸身トカチェフ、エンドー1回ひねり大逆手握りなどでDスコアを引き上げ、後方伸身2回宙返り2回ひねり下りの着地も1歩で押さえ15.250を獲得。日本選手の出来を待つこととなった。
・グォ・ウェイヤン選手の演技構成
 片逆手後ろ振り上がり逆手倒立~逆手車輪1回ひねり大逆手~アドラー1回ひねり+伸 身コスミック~順手エンドーひねり~順手車輪~シュタルダー1回ひねり大逆手、アド ラー、エンドー1回ひねり大逆手、後方伸身2回宙返り2回ひねり下り
 日本はこの種目のチーム得点が43.800以上で中国を上回る状況となった。
 1番手の田中和仁選手はアドラー1回ひねり~伸身コスミックをほぼ完璧な実施で捌くと、続くアドラーひねり、エンドー1回ひねり大逆手なども順調に演技を進め、最後の後方伸身2回宙返り2回ひねり下りの着地も見事に止めた。
 Dスコアはさほど高くはないが、実施の良さがひかり15.350の高得点を獲得。
 2番手はこの種目を得意とする関口栄一選手。跳馬から1種目空いての演技ということで少し力が入りすぎたのか、アドラーひねりからのコバチがバーに近づきすぎ一瞬ひやりとさせられた。続くコールマン、シュタルダー1回半ひねり片大逆手はうまくまとめたが、アドラー1回ひねりで戻りそうになり、いわゆるバーを担ぐ姿勢になってしまった。
なんとか落下することなく伸身コスミックにつなげたが、後方伸身2回宙返り2回ひねり下りの着地も後ろに大きく一歩動き、得点は14.500。
 これで、中国を上回るにはあと13.950以上の得点が必要という状況の中、最終演技者内村航平選手は後半のエンドー1回ひねり大逆手で若干軸ぶれし、着地もピタリとはいかなかったが、三つの手放し技はほぼ完璧にきめ、15.550を獲得。2位中国に1.650の差をつけて日本が男子団体初代王者の座についた。
・ 内村選手の演技構成
 片逆手後ろ振り上がり倒立ひねり、屈身コバチ、シュタルダー1回半ひねり片大逆手、 コバチ、コールマン、ホップターン、ホップターンひねり片大逆手、エンドー1回ひねり大逆手~大逆手エンドー、後方伸身2回宙返り2回ひねり下り
 3位には最終種目のゆかでハンブッヘン選手とファーリッグ選手が高得点をあげたドイツが入り、4位には5種目目のゆかのミスが響いたロシアが、5位、6位には全体的にミスが目立った韓国、アメリカと続いた。
なお、アメリカのレジェンドラ選手のゆかは失敗があったため得点は伸ばせなかったが、次のような非常に高度な演技構成に挑戦していた。
 助走から前方かかえこみ2回宙返り~前方伸身宙返り2回ひねり(D+D)、後ろとびひねり前方伸身2回宙返り1回ひねり(イポリト=F)、テンポ~トーマス転(B+D)、後方伸身宙返り2回半ひねり~前方宙返り(D+A:しりもち=本来は前方宙返りひねりB?)、十字倒立(C)、ツルバノフ(E)、後ろとびひねり前方かかえこみ2回宙返り(D)
最終結果
 1位:日本   275.500
 2位:中国   273.850
 3位:ドイツ  266.800
 4位:ロシア  266.150
 5位:韓国   260.400
 6位:アメリカ 258.550