世界体操予選男子2班１

■第1ローテ
跳馬HORTON(USA)はローチェの着地をまとめるが着地位置が左にずれてライン減点。15.650。
つり輪IOVTCHEV(BUL)。振り上がり中水平～十字倒立、アザリアン十字～十字倒立、ジョナサン、ヤマワキ、ホンマ十字～中水平、ほん転倒立、伸身月面左足1歩前。15.600(D6.7)。
つり輪CHEN Yibing(CHN)。アザリアン十字～中水平～十字倒立、ジョナサン、振り上がり上水平、ホンマ十字～十字倒立、振り上がり中水平、振り上がり倒立、車輪瞬時、伸身月面（途中で足がケーブルに接触し、バランスを崩すが着地は何とか持ちこたえた）15.125。
鉄棒RYAZANOV(RUS)。アドラーひねり～トカチェフひねり、アドラー1回ひねり～ヤマワキ、順手背面、最後の伸身新月面の着地で大きくステップ。15.000。
ゆかCARANOBE(FRA)。D6.0の演技をまとめて14.600。
ゆか内村(JPN)。演技開始前に器械トラブルで待たされる。しかし不安をよそに安定した演技。一部、着地で少し跳ねるところもあったが、最後の後方宙3回ひねりの着地を決めて観客を沸かす。15.775。
　第1ローテが終了し、内村、上々の滑り出し。その後、フロアの調整に時間がかかり、ゆかのアップが遅れる。
■第2ローテ
鉄棒DRAGULESCU(ROU)。アドラーひねり～デフ、コールマン、コバチ、伸身月面少し跳ねる。14.750。
ゆかSHATILOV(ISR)。前宙2回ひねり～前宙転、新月面、前宙2回半ひねり、フェドルチェンコ、後方宙2回半ひねり～前宙1回ひねり、テンポ～トーマス転、月面1歩動く。15.475。
平行棒ZONDERLAND(NED)。チッペルト、ペガン、マクーツを行うが途中で停滞、ヒーリーから開脚前方5/4宙支持。マクーツがDで認定されずD6.1。15.275。
あん馬HA Changju(KOR)。Eコンバインで尻もち。ウゴニアンから下向き1080転向で落下。12.500。
あん馬CARANOBE(FRA)。マジャール、シバド、下向き1080転向、ウゴニアンでバランスを崩しかけたが持ちこたえ14.050。
ゆかRYAZANOV(RUS)。最初の伸身前宙～前宙2回ひねり、最後の後方宙2回半ひねりの着地で乱れる。13.825。
あん馬内村(JPN)。前半、コンバインで少し握りが少しずれたが崩れることなく演技を続ける。下りの転向倒立が少しはずれ慌ただしく着地へ。14.750。
平行棒HORTON(USA)。棒下ひねりで少しゆがむが棒下～屈身ベーレと流れを引き寄せる。チッペルト、モリスエ、車輪、ディアミドフ、ツイスト、後方屈身2回宙をまとめ14.925。
　2種目終了時点で内村はHORTON(USA)に次ぐ2位に位置する。
■第3ローテ
鉄棒ZONDERLAND(NED)。カッシーナ、コールマン、シュタルダー1回半ひねり大逆手、アドラー1回ひねり両逆手、伸身新月面の着地大きく前に。15.300
つり輪YOO Won Chul(KOR)。安定した演技で最後の着地を止める。
平行棒FENG Zhe(CHN)。前振り上がり開脚抜き倒立(B)、ドミトリエンコ(E)、棒下宙返りひねり倒立(E)、棒下宙返り倒立(D)、棒下宙返り1回ひねり倒立(E)、前方開脚5/4宙返り支持(E)、モリスエ(D)、ヒーリー(D)、後方車輪(C)、屈身ベーレ(E)、後方屈身２回宙返り下り(D)着地1歩。15.950(D6.9)。
あん馬RYAZANOV(RUS)。Dコンバイン、ウゴニアン、下向き1080転向、マジャール移動途中で落下。マジャールをやり直し、シバド、転向倒立3部分移動下り。13.550。
つり輪CARANOBE(FRA)。振り上がり中水平～十字倒立、振り上がり上水平～十字倒立、ほん転倒立で少し揺れる、前方車輪、前振り上がり脚前挙、プレス、伸身月面。
つり輪内村(JPN)。振動力、力、振動、それぞれ安定した実施、最後の新月面の着地を見事に決める。帰り際、小さなこぶしを作り腰下でガッツポーズ。15.100。
ゆかDRAGULESCU(ROU)。伸身月面、前宙1回ひねり～1回ひねり前宙転、トーマス転、十字倒立、後方宙1回半ひねり～前宙2回ひねり、後方宙2回半ひねり～前宙1回半ひねり、新月面。15.725(D6.6)。
鉄棒HORTON(USA)。エンドー1回ひねり大逆手、アドラー1回ひねり～ヤマワキ、伸身コバチ、コールマン、コバチ、クースト、リバルコ片大逆手、1回ひねり大逆手、伸身月面着地を止める。15.325(D6.7)。
　3種目終了時点でHORTON(USA)45.900、内村45.625。北京オリンピック銅メダリストCARANOBE(FRA)は42.775。