第63回全日本体操競技団体・種目別選手権大会 男子団体優勝インタビュー

報告者:

KONAMI
加藤 裕之 監督代行
今年は全日本社会人で団体優勝をして、その勢いで今回の全日本でも必ず優勝するという目標を持って練習をしてきたので、その目標が達成できてとてもうれしく思います。最初のゆかで少し難度が取れなかったところなど、予想より低い得点でスタートしたのですが、あん馬の得意な選手が多く、ここを乗り切ればうまくいけるのではないかと臨んだそのあん馬で3名がしっかりと演技をしてくれたことでそこからチームに勢いがついて、後半種目に繋がりました。跳馬も中盤ではキーポイントでしたが、3名がDスコア7.0の高難度技をしっかりと決めてくれて、そこである程度いけるんではないかという気持ちにはなりました。日本体育大学が跳馬で一気に差を詰めて来て、最後の鉄棒は気の抜けない状態となり、これまでやってきた練習と演技する選手を信じるしかなかったのですが、演技をした3名が何もいうことがないくらいしっかりと決めてくれて、気持ちよく優勝が出来ました。
関口 栄一 選手
KONAMIになってから初めての優勝で、一番の目標であったチームの優勝ができてとても嬉しいと思います。ゆかで大きなミスが出してしまって大きな反省点が残り、跳馬もあまりいい跳躍が出来なくて、最後の鉄棒で挽回したいなぁと思ってましたが、結果的に何とか3種目堪えて頑張ることが出来ました。周りより自分のチームを見てました。最後はみんなで力を合わせて練習を積んできたので、それを信じて思い切ってやろうと思いました。明日もたくさんの選手が決勝に残っているので、またチーム一丸となって、みんなが表彰台に上れるように頑張りたいと思います。世界選手権前に肩を痛めてしまい、全日本にも出れるか分からなかったのですが、チーム戦の為だけに懸けて調整してきました。応援してくれた方々、そして一緒に練習を頑張ってきた仲間と勝ち得た団体優勝はそれを楽しめる感覚、そして達成感を感じます。