モントリオール国際現地レポート3

報告者:

 予選は現地5日11時半より開始した。
ゆかには渡邊と菊池がエントリー。
 4番目に登場した渡邊、最初のシリーズの前方宙返り2回ひねり~前方宙返りひねりがつまるが、あとはしっかりまとめ14.250で3位通過。8番目菊池、すべてのシリーズを良い跳躍でまとめる。全体に着地がやや乱れぎみだったが、Dスコアの高さで14.900を出し堂々トップ通過。
あん馬には渡邊と亀山がエントリー。
 1番手渡邊、下りがつまるも全体によい流れで乗り越える。13.900で4位通過。ラスト6番手亀山、前の演技者ベルキの落下に動じず、すばらしい演技でトップ通過を果たす。15.350。
つり輪には亀山がエントリー。
 ラスト5番手亀山、力技をしっかりと決めアピール、途中倒立でみだれるが最後までねばり着地はムーンサルト1歩でまとめ、14.400。2位通過。
跳馬には菊池がエントリー。
 6番手で登場、1本目ドリッグス2本目ローウンともに着地1歩半でまとめトータル15.825でトップ通過。
平行棒には渡邊がエントリー。
 ラスト7番手、ていねいなさばきですばらしいでき、着地2歩が惜しまれるがEスコア9.050、スコア14.750でトップ通過。
鉄棒には渡邊と亀山がエントリー。
 3番手渡邊、全体をそつなくこなし15.050の2位通過。4番手亀山、内容は良かったが終末技伸身ムーンサルトで両手を着く過失、13.250で5位通過。
 全体的にエントリーの数が少なかったが、日本選手の実施の美しさやきめのよさが目立っていた。明日からの決勝では全種目メダルの期待が持てるので、ベストコンディションでがんばってもらいたい。
1位通過菊池選手のゆか
鉄棒予選
渡邊選手の鉄棒
<各選手予選結果:立花>
*カッコ内は予選参加選手数
ゆか(10名)
 1位:菊池收佑14.900、3位:渡邊恭一14.250
あん馬(6名)
 1位:亀山耕平15.350、4位渡邊恭一13.900
つり輪(5名)
 2位:亀山耕平14.400
跳馬(6名)
 1位:菊池收佑15.825
平行棒(7名)
 2位:渡邊恭一14.650
鉄棒(7名)
 2位:渡邊恭一15.050、5位:亀山耕平13.250