コトブス国際現地レポート3

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■決勝1日目 3月13日(土)
 男子のゆか、あん馬、つり輪、女子の跳馬と段違い平行棒が行われました。予選7位で通過した坂本選手が、あん馬の第4演技者として演技しました。予選では途中でバランスを失い減点されましたが、決勝では完璧な演技を見せ、15.050という得点でこの時点で2位になりました。そして残り4選手が坂本選手の得点を上回ることができず見事銀メダルを獲得しました。
■決勝2日目 3月14日(日)
 男子の残り3種目、女子2種目の決勝が行われました。平行棒と鉄棒に新島選手と星選手が出場しました。平行棒では星選手が演技順トップで演技し、すばらしい出来で着地までまとめました。5番目に新島選手が演技し、ドミトリエンコで少し詰まりましたが着地もまずまずで演技を終えました。以下、6名の選手が演技しましたが、星選手の得点には届かず星選手はみごと金メダルを獲得しました。
 最後の鉄棒では、新島選手が演技順トップでした。アドラーひねりからコバチを連続し、予選よりDスコアを上げ果敢に勝負し、着地もほぼ止まり15.40という高得点を上げました。3番目の演技者の星選手もいつものような流れるような演技構成で非常によい実施で着地も止め、最高の演技でした。得点は新島選手より0.20高い15.600という高い得点でした。このまま1・2フィニッシュかと思いましたが、オランダのゾンダーランド選手が、Dスコア6.9という高い演技構成で優勝しました。しかし、星選手と新島選手が銀メダルと銅メダルで表彰台にあがることができ、皆で祝福しました。