体操JAPAN CUP 2010 男子個人総合記者会見

報告者:

KIM SOO MYUN選手
 今日の試合はとても楽しい試合でした。横には1位と2位を獲得した一流の選手がいますが、是非次回は負けないように、勝ちたいと思います。今日は一番よかったというのが一つもなかったと思います。世界選手権に向けて、試合では自信を持つことが重要だということと、努力をすることが重要だと学びました。また、体力的に更に高めていき、海外の選手の演技を見ながら価値点を高めていく必要があると感じました。
山室光史選手
 大きな国際大会で個人総合に出るのは初めてで、自分がどこまで出来るのか楽しみで今日を迎えましたが、出来はそこまでよくはなかったと思いますが、我慢して試合が出来、その結果2位になれてとてもうれしく思います。(跳馬について)今回は故障が多くて調整不足で体力的にきつかったのですが、その中では結構よかったのではないかと思います。自分の中では、跳んでいるときにやばいと思ったのですが、こけることがなくてよかったと思います。つり輪は着地まで意識して止めることができて、今回は満足してます。世界選手権までには、最後まできっちりと演技をして、内村選手みたいに着地を止めるという安定性が必要だなと思いました。また、鉄棒が苦手なので、いろんな選手の演技を観察してますが、その苦手種目を克服することも重要だなと思いました。
内村航平選手
 今日は出だしのゆかが自分の中ではよくなかったので、今日は大丈夫か不安だったのですが、少し調整不足ということもあり、体力的にもしんどい部分があった中で、6種目ミスなく出来たので、そこは満足しています。鉄棒でも着地を止めれたので、それも満足しています。最後の鉄棒は、誰も演技をしていない中、演技会という気持ちで臨んで、これで決められなかったら怒られるかなという思いでした。そして着地は絶対止めようと思って止めることができて、そして観客の皆さんも湧いてくれて、とても爽快な気持ちになりました。(その後のガッツポーズ2回は)自分でも嬉しくて、自分に対してやって、そして観客の皆さんに向けてやりました。ミスなくやった者が勝つことは前からわかってましたが、ミスがない中で如何に美しくやるかというのが大事だというのがわかりました。中国がどういうメンバーで来るかわかりませんが、想像よりも上を行くということを考えながら世界選手権まで練習していきたいと思います。そろそろ跳馬で7.0の技を跳びたいので、韓国の選手が団体戦でヨー2をいい実施で行っていたので、ロペスとも似ているところがあるので、見習うものはあるのではないかなと思いました。