ロッテルダム世界選手権(日本人学校訪問)

報告者:

 現地10月25日、日本選手団は、帰国の途につく前にアムステルダム日本人学校を訪問。生徒たちとふれ合いのひと時を過ごしました。下記、今回の開催にご尽力いただいた『J-Dream』代表である川合慶太郎様のレポートをご紹介します。
<当日の簡単な流れとレポート>
1)選手団入場
 子供たちによるオランダの歌『チューリッペンアウトアムステルダム』合唱と盛大な拍手で、選手の方々をお迎えしました。
2)開会の言葉、学校長からの歓迎挨拶
3)塚原光男団長の挨拶と選手紹介
 塚原団長より、まずは体操という競技について説明いただいた後、各選手、関係者の紹介をしていただきました。開口一番の『皆さん、世界選手権は見ましたか?』との質問に、ほとんどの子供たちが手を挙げたのには喜ばれていたご様子。その後も軽快なトークで、体操について存分に語っていただき、会場の雰囲気は非常に明るく、子供たちも体操の魅力にどんどんハマっていった素晴らしいお話でした。
 選手紹介では一人ずつ簡単に自己紹介をしていただき、その後、選手団を支える各スタッフの方々は、団長より大切な方々だと役割と併せて簡単に紹介していただきました。
4)子供たちからの質問
 体操を始めたきっかけ、試合前に行う練習などの質問から、体操は楽しいか?など時に選手の方々を悩ませる質問もありましたが、さすがは世界を舞台に戦われている選手だけあって、全ての質問に丁寧に答えていただきました。
 中でも、試合前に行う練習は?という質問に対して、内村選手の『皆さんのテスト勉強と同じで、できないことや嫌なことを繰り返して行うことが当日の自信となり、できるようになる』といった回答には、普段、先生や親から言われる言葉より、世界チャンピオンからの言葉としてしっかり心に刻まれたはずです。
 また、体操は楽しいか?との質問に、『決して楽しいことばかりじゃないが、できないことができるようになったり、試合で勝った時は最高に楽しい。だから、頑張れる!!』といった言葉には、全ての子供たちの心に響き、今後はそれぞれが進む道で、その言葉を胸にがんばってくれることでしょう。
5)児童・生徒代表よりお礼の言葉
 中学3年生の生徒代表より、お礼の言葉を述べさせていただきました。
6)閉会の言葉・写真撮影
 閉会の言葉の後、選手・関係者の方々全員と、全校生徒による写真撮影を行いました。
7)選手退場
 全校生徒が作った道を通って、ご退場いただきました。選手の皆様が、子供たちとタッチしたり、声を掛けて下さったりと、子供たちにとってはまさに夢のような退場シーンとなりました。