第64回全日本体操競技選手権大会女子種目別記者会見

報告者:

村上茉愛選手(池谷幸雄体操倶楽部)
 去年の大会の種目別でゆかに残って、自分の中では満足した演技でしたが惜しくも3位でした。その悔しい気持ちを今年の演技にぶつけることが出来て、金を取れたというのはすごく嬉しかったです。今まで練習してきた通りのMAXの演技をしたかったのですが、練習が足りなかったのか、(Dスコアで一番高い)点数を入れることは出来ませんでした。しかし、着地は粗かったものの一応通せたのはよかったと思います。次の目標は、クラブとしては女子のチームで来年の団体戦に出れるようにすること、個人では、来年春の全日本で今年の10位を上回れるように頑張りたいです。あとはロンドン五輪など、五輪で個人でも種目別でも権利を取って、活躍できるように頑張りたいです。
田中理恵選手(日本体育大学大学院)
 跳馬はいつも通りの演技が出来たので結果に繋がったと思います。平均台は一昨日よりは少しふらつきがありましたが、最後までうまくまとめられたのがよかったと思います。(初めての全日本種目別優勝について)メダルは取りたかったですが、演技に入る前はメダルを取ることを考えず、自分の演技をすることだけ考えて、その結果が金メダルというのは自信になりました。(優勝のポイントについて)減点がすごく少なかったことがよかったと思います。(大会を振り返って)世界選手権、アジア大会を終えて、日本である試合というのはすごく緊張しましたが、皆さんの応援がパワーになったのでよかったと思います。まだまだ満足せずもっと技を増やさないといけないので、来年の世界選手権に向けて妥協しないで練習していきたいと思います。
(今シーズンについて)世界選手権ですごくいい試合が出来たのが、アジア大会、全日本とすごくいい流れに繋がっていると思います。一年を振り返ると、また体操が大好きになれた一年かなと思いました。豊田国際でも自分の演技をしっかりすることだけを考えて、結果は後から付いてくると考えて頑張りたいと思います。また、ゆかでは減点を少なくして着地にも気をつけたいと思います。
(体操選手としては遅咲きともいえる年齢での活躍について)私は遅咲きとは頭に入れてませんが、大学に入って4年間努力することであったり、いろんな人に感謝することであったりを学んだので、そういうところが自分にとってプラスになって、今があると思います。