2011世界体操選手権男子子団体決勝第4ローテーション

報告者:

跳馬
LEGENDRE, Steven (USA)
ドラギュレスク、右に大きく動きラインオーバー
DALTON, Jacob (USA)
ロペス、雄大な実施とは言えなかったが非常に効率の良いひねりで着地を後ろ1歩にまとめた
HORTON, Jonathan (USA)
ドラギュレスク、着地でつぶれてしまう。
UCHIMURA, Kohei (JPN)
ヨーⅡではなくシューフェルトを実施、わずかに動いたが素晴らしい跳越で16.200
OKIGUCHI, Makoto (JPN)
ロペス、着地が大きく動きラインオーバー
YAMAMURO, Koji (JPN)
ロペス、雄大な実施で着地は後ろに1歩
平行棒
BOY, Philipp (GER)
ホンマ、棒下宙返りひねりで大きくバランスを崩す、開脚前宙、チッペルト、ヒーリー、屈身2回宙返りは後ろに1歩
NGUYEN, Marcel (GER)
ホンマ、ドミトリエンコまでは順調だったが、棒下宙返りが屈腕に、さらに棒下宙返り1回ひねりで大きく脚がばらける、さらに棒下宙返りでも脚が割れる、この流れを立て直せず車輪ディアミドフで落下、終末も月面を回避し屈身2回宙返り
HAMBUECHEN, Fabian (GER)
棒下宙返りひねり、棒下宙返り、車輪、ドミトリエンコ、Dツイスト、モリスエ、チッペルト、ヒーリー、屈身2回宙返りの着地を止める。
ZHANG, Chenglong (CHN)
ホンマ、棒下宙返り1回ひねり、棒下宙返り、棒下宙返りひねり、車輪ディアミドフ、開脚前宙、ヒーリー、少し慎重な演技に見えたが、屈身2回宙返りの着地も止める
TENG, Haibin (CHN)
棒下宙返り連続まではうまくこなしたが、車輪ディアミドフで大きくぶれて落下は免れたが姿勢を崩し演技が停滞、屈身ベーレ、チッペルト、ヒーリー、開脚前宙、屈身2回宙返り
FENG, Zhe (CHN)
ドミトリエンコ、モリスエ、棒下宙返りひねりで少し脚割れ、棒下宙返り、棒下宙返り1回ひねり、開脚前宙、ヒーリー、屈身ベーレ、屈身2回宙返りは少し動く
鉄棒
KIM, Soo Myun (KOR)
コールマンで大きく鉄棒から離れた状況で落下。アドラー1回ひねり~ヤマワキ、伸身新月面着地1歩。
KIM, Seungil (KOR)
コールマン、アドラー1回ひねり~ヤマワキ、リバルコ片大逆手、伸身新月面着地1歩。
KIM, Jihoon (KOR)
コールマンで2人目となる落下。リバルコ~伸身イエガー(バーに足が触れる)、とび車輪2回ひねり、伸身新月面着地後ろにとぶ。
BELYAVSKIY, David (RUS)
アドラーひねり~トカチェフ、アドラー1回ひねり~ヤマワキ、シュタルダー、伸身月面着地止める。
KHOROKHORDIN, Sergey (RUS)
伸身トカチェフ、コールマン、アドラー1回ひねり~ヤマワキ、エンドー1回ひねり大逆手でバランスを崩しかける、伸身月面着地後ろにとぶ。
GARIBOV, Emin (RUS)
アドラーひねり~伸身トカチェフひねり(雄大)、アドラー1回ひねり~ヤマワキ、伸身トカチェフ、シュタルダー1回半ひねり片大逆手、伸身新月面着地前にとぶ。
ゆか
VERNIAIEV, Oleg (UKR) 
新月面、前方2回ひねり~前方1回ひねり、前宙2回半、フェドルチェンコ、トーマス転、後方2回半~前宙ひねり、後方3回ひねり(着地止める)
STEPKO, Oleg (UKR) 
屈身アラビアン2回宙、後方2回半~伸身前宙、ゴゴラーゼ~フェドルチェンコ(かなりスピードのある旋回で場内沸く)、前宙転、前方2回ひねり、マリニチ、かかえ込み月面
KUKSENKOV, Mykola (UKR) 
かかえ込みアラビアン2回宙、前方2回ひねり~伸身前宙ひねり、後方2回半~前方1回ひねり、前宙転、伸身アラビアン転、十字倒立、後方3回ひねり
BATAGA, Cristian Ioan (ROU) 
前方2回ひねり~伸身前宙ひねり(ライン減点)、後方2回半~前方1回ひねり、後方1回半~前方1回半、後方2回ひねり
KOCZI, Flavius (ROU) 
後方2回半~バンローン、前方2回~前方1回半、トーマス転、後方3回半~前方1回ひねり、後方3回ひねり
COTUNA, Vlad Bogdan (ROU) 
後方2回半~前方1回半ひねり、トーマス、前方2回半、3回ひねり(後ろに大きく動きラインオーバー)
かつては苦手種目といわれていた跳馬で、種目別得点1位となる48.700の高得点を出した日本が一気にトップに立った。トップバッターの内村が安定して高得点を出せるシューフェルトに難度を下げる作戦が功を奏した形となった。しかし、2位のロシアとは僅差。中国はアテネ五輪の時と同じく、TENGが得意の平行棒で乱れ、3位に落ちた。アメリカはドラグレスクとロペスでDスコア7.0を3本そろえたが、HORTONがミスして点数が伸びず4位。この段階で、アメリカと5位ウクライナの差が4点以上、逆に上位4か国は1.6の僅差の中で争っており、優勝争いはこの4か国に絞られた。
1位 日本 182.787
2位 ロシア 182.713
3位 中国 182.362
4位 アメリカ 181.219
5位 ウクライナ 177.571
6位 ドイツ 173.762
7位 韓国 176.495
8位 ルーマニア 159.77