第66回全日本団体・種目別選手権女子予選前半レポート

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 11月2日、女子種目別予選前半種目おもな選手のレポート。
・龍和貴子(鳥栖高クラブ)、ユルチェンコ2回ひねり着地まとめる。ポドコパエワ少し姿勢が中途半端だが着地をまとめる。2本平均14.100。
・古西里咲(帝京高)跳馬、前転とび前方屈身宙ひねりといつもながら雄大な伸身ツカハラとび2回ひねり。2本平均で14.300でトップ通過。
・宮川紗江(セインツ体操クラブ)跳馬、ユルチェンコとび2回ひねり左に着地動く、反応のいい前転とび前方屈身宙の着地をまとめる。2本平均14.050。
・野田咲くら(朝日生命)段違い平行棒、シュタルダー系で演技を構成しまとめる。
・鶴見虹子(日体大)段違い平行棒、片手軸1回半ひねり倒立で倒れそうになり身体をそるがこらえ、トカチェフへ。その後、しっかり演技し、最後の後方伸身2回宙下りの着地を止める。いいところを狙いにいった積極的なミスなので調子の良さをうかがうことができた。14.900。
・内山由綺(スマイル体操クラブ)段違い平行棒、イエガーで落下し、シュタルダー1回ひねりでバランスを崩す。
大島杏子(朝日生命)段違い平行棒、前振りひねり下移動倒立で前に倒れて落下。
・村上茉愛(池谷幸雄体操倶楽部)段違い平行棒、リズムある演技、屈身イエガー、月面の着地1歩。
・田中理恵(日体大研究員)段違い平行棒、シャポシニコワ~パク~シュタルダー~マロニー、後方伸身2回宙の着地1歩。
 ロンドン五輪代表の2選手ともに、素晴らしい演技を見せた。その中にあって、跳馬でユルチェンコ2回ひねりを成功させた13歳の宮川選手の演技が印象的だった。