第66回全日本団体・種目別選手権女子団体決勝レポート

報告者:

○第1ローテ前半
日本体育大学(跳馬)40.950
2番手に鶴見が登場、全員伸身ユルチェンコ1回ひねりを無難にまとめる。
国士舘大学(段違い平行棒)40.100
冨永選手、イエガー、ギンガーを決め、伸身月面着地少し弾む。チームとして緊張感はあったが大きなミスなくまとめる。
東京女子体育大学(平均台)34.900
1番手が緊張の中大きなミス無く演技をまとめたが、2番手が交差とびで大きくふらつきさらにオノディで落下、3番手も側方宙返りで落下。苦しいスタートとなった。
大阪体育大学(ゆか)37.550
 北野選手、月面、最後の後方宙3回ひねり着地をまとめるいい演技。ダンコ選手、タンブリングの着地を止め切れなかったが、大きなミスなく演技終了。
○第1ローテ後半
朝日生命(跳馬)39.950
全員が伸身ユルチェンコ1回ひねり、大きなミス無くこの1種目目を終了。
レジックスポーツ(段違い平行棒)36.300
 姿勢欠点の気になる実施もあったが、元気のいい応援を背に、大きなミスなくスタート。
筑波大学(平均台)34.700
 1番手は交差輪とびでふらついたが大きなミス無く演技をまとめる。2番手菅野は終末の後方3回ひねりを成功させるも途中の横向き開脚1回ひねりとびで落下、さらにもう1回落下、3番手も後方伸身宙返りで落下するなど2度の落下があり苦しいスタートとなった。
戸田市スポーツセンター(ゆか)39.150
 兎澤選手、宙返り連続でライン減点した以外はいい実施。他の2選手も小さなミスはあったが無難なスタート。
○第2ローテ前半
戸田市スポーツセンター(跳馬)40.600  79.500
 1番手、2番手は伸身ユルチェンコ1回ひねり、3番手兎澤は伸身ツカハラ1回ひねり、大きなミス無くまとめる。
朝日生命(段違い平行棒)38.600  78.550
 長谷部選手、イエガー、月面をまとめる。野田選手、イエガーで落下。大島選手、昨日の失敗を引きずることなく演技をまとめる。
レジックスポーツ(平均台)38.750 75.050
 1番手は前方かかえこみ宙返り~後方かかえこみ宙返りを成功させるもその後落下、2番手に寺本が登場、720度ターンなどほぼ完璧にこなし、終末は前方伸身宙返り1回ひねりで前に大きく1歩、3番手も大きなミス無く演じきる。
筑波大学(ゆか)36.350  71.050
 中嶋選手、最後の後方宙2回半ひねりで左に手をつくミス。
○第2ローテ後半
大阪体育大学(跳馬)39.500  77.050
 全員が伸身ユルチェンコ1回ひねり、3番手が着地で前に倒れ両手で支えるミス。
日本体育大学(段違い平行棒)39.350  80.300
 内村選手、イエガーで落下。鶴見選手、昨日ミスした部分を修正し、内村選手の落下を払しょくする素晴らしい演技。船木選手、イエガーで少し崩れ、上移動後のけ上がりで停滞。
国士舘大学(平均台)36.900  77.000
 1番手、3番手に若干のふらつきが見られたが、落下などの大きなミスを出すことなく無難にまとめる。
東京女子体育大学(ゆか)37.850  72.750
 タンブリングの着地を止め切れず、ライン減点2名。龍選手、最後の後方宙2回半ひねりで尻もち。
○第3ローテ前半
 東京女子体育大学(跳馬)40.650  113.400
1番手前転とび前方屈身宙返り、2番手、3番手は伸身ユルチェンコ1回ひねりを大きな跳躍でまとめる。
大阪体育大学(段違い平行棒)36.800  113.850
 足割れや着地を決め切れなかったがダンコ選手、栗原選手と演技をまとめる。最後の北野選手、イエガーで落下。
日本体育大学(平均台)41.350  121.650
 内村が最後の後方2回半ひねりで前に大きく動くが、大きなミス無くまとめ1番手の責任を果たす。続く鶴見も大きなミス無く演技をまとめる。3番手池尻は側方宙返り、後方伸身宙返りでそれぞれ大きくふらつくが落下することなく踏ん張り、最後は後方3回ひねりをまとめる。
国士舘大学(ゆか)38.800  115.800
 時枝選手、後方宙2回ひねり~前後開脚ジャンプの大きさをアピール。秋山選手、後方宙1回半ひねりでけりがうまくいかず、その後、かかえ込み前宙に。全体的に着地を決め切れなかった。
○第3ローテ後半
筑波大学(跳馬)38.750  109.800
 全員が大きなミス無くまとめる。
戸田市スポーツセンター(段違い平行棒)36.000  115.750
 兎澤選手、け上がり倒立で前に倒れ、修正した技でもバランスを崩し落下、下移動でも落下。村山選手、トカチェフで片足をバーにぶつけるが、演技を最後までやりきる。
朝日生命(平均台)39.250  117.800
 1番手は大きなミス無く演技をまとめたが、2番手が前方宙返りで落下、3番手は途中躊躇する場面があったが大きなミス無く演技をまとめる。
レジックスポーツ(ゆか)39.250  114.300
 タンブリングの着地を決め切れなかったが、大きなミスなくチームの演技をまとめる。
○第4ローテ前半
レジックスポーツ(跳馬)41.050  155.350
 1番手伸身ユルチェンコ1回ひねり、2番手1回半ひねり、3番手杉村2回ひねりと価値点を上げてきたが、2番手が大過失を犯してしまう。
筑波大学(段違い平行棒)34.600  144.400
 菅野選手、ギンガーで落下、杉浦選手、入り、イエガーで落下、下りで尻もち。
戸田市スポーツセンター(平均台)37.500  153.250
 1番手兎澤が後転とび連続~後方屈身2回宙返りの着地をまとめるが途中の側方宙返りで落下、2番手、3番手は大きなミス無くまとめる
朝日生命(ゆか)40.000  157.800
 長谷部選手、最後でライン減点。野田選手、着地を止め切れなかったが、演技をまとめる。大島選手、曲を変え、魅力的な振り付けだったが、後方屈身2回宙の着地で大きく弾みライン減点、最後の後方宙2回半ひねり着地姿勢低い。
○第4ローテ後半
国士舘大学(跳馬)40.950  156.750
 1番手、2番手が伸身ツカハラ1回ひねり、3番手は伸身ユルチェンコ1回ひねり、全員大きなミス無くまとめる。
東京女子体育大学(段違い平行棒)34.750  148.150
 伊徳選手、マロニーひねりで落下。龍選手、下移動倒立後に失敗、着地手をつき前に倒れこむミス。西選手、マロニーひねりを決めるがギンガーで落下。
大阪体育大学(平均台)34.950  148.800
 1番手が後転とび後方伸身宙返りで落下、2番手も側方宙返りで落下、最終演技者北のは大きなミス無く演技を進め後方3回ひねりの着地もまとめる。
日本体育大学(ゆか)40.400  162.050
 内村選手、宙返り後のジャンプの高さを表現できなかったが、演技をまとめる。鶴見選手、最初の月面で数歩下がりライン減点、その後は演技をまとめる。池尻選手、最後に優勝を決める素晴らしい演技。
結果
1位 日本体育大学  3連覇達成!!!
2位 朝日生命
3位 国士舘大学
4位 レジックスポーツ
5位 戸田市スポーツセンター
6位 大阪体育大学
7位 東京女子体育大学
8位 筑波大学