第5回アジアシニア体操競技選手権男子レポート3

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男子団体総合決勝・個人総合・種目別予選
11月11日(日)
■平行棒
 小山から演技をスタート。5人全員がミスなくこなした。全選手Eスコアにおいて9.0近い得点を獲得し好スタートを切ることができた。最高点は星野の15.20(6.1+9.1)。
■鉄棒
 着地まで決める完璧な演技こそ無かったが、無難にまとめEスコア8.5前後の演技を行った。アドラー系の倒立位へのおさめが甘かったと感じた。最高点は古谷の14.75(6.1+8.65)。
■ゆか
 1番小原の5コース目<後方1回半ひねり~前方1回半ひねり>において、ひねり不足と転倒があり、前方1回半ひねりが認められず、本来のDスコアが得られなかった。3番星野は着地での減点は多々見られたが、大過失なく演技を終えた。しかしDスコアが本来より0.2低い6.0と表示され、得点照会を行った結果ビデオ審査を行うとのことであった。その後、再び得点が表示されると、Dスコアの変更はなされずライン減点が0.1から0.3へ変更されていたため、再度、得点照会を行った。この後、審判長の介入があり、ライン減点の変更は認められなかったが、Dスコアは6.2へ変更が認められた。4番白井は着地までしっかりまとめた出来栄えの良い演技を行った。得点が表示されると、またもやDスコアが全く異なり、6.0と表示された。得点照会を行いDスコアは本来の6.7へと引き上げられたが、D1.D2審判ともにどのような誤審があったのかは不明。白井の得点はFXでの最高得点15.50(6.7+8.9ライン減点-0.1)を獲得した。5番小山は着地までまとめた丁寧な演技を行ったが、ラストの後ろとびひねり前方かかえ込み2回宙返りでしりもちをついてしまった。
■あん馬
 1番目の小原が無難に通すが、得点が伸びず13点台前半にとどまる。2番目の鈴木も実施自体は非常に良かったが、Eスコアが1番目の演技者の小原同様、8点台前半。続く小山は非常に良い出来であり、高得点の期待があったが、またしてもEスコアが8.45と抑えられ、結果14.05に終わる。一番得点が期待された古谷に至っては、馬体の擦り等一切見られない完璧な演技を実施したが、前演技者同様Eスコアが8点台中盤の演技となり14.1であった。最終演技者の白井に関しては、前演技者でベスト4を獲得しているため、気負いすることなく思い切った演技を実施するも点数が伸びなかった。あん馬に関しては、日本選手の演技に対して疑問が多く残る結果となった。
■つり輪
 1番目鈴木は着地までしっかり止める演技を見せるが、力技での減点が多く見られ得点が抑えられる。3番目の小原は途中の十字倒立において若干の倒立位のはずれが見られたが、力で抑える。最終演技者の古谷に関しては、ホンマ~開脚前脚時にプロテクターの芯の上に乗ってしまい少し停滞してしまう。つり輪に関しては、5人中3人が着地までしっかりと止める演技実施であったが、力技等による減点が多く点数を伸ばすことができなかった。
■跳馬
 1人目小山、着地までしっかり先取りできているアカピアンを実施。2番目鈴木、ドリッグスを実施するが、横に大きく外れて減点および実施減点により得点が伸びず。3人目小原、シューヘルト着地一歩。4人目星野、ドリッグス横に一歩プラスライン減点。最終演技者の白井、シューヘルト前に小さく一歩。この時点で2班ですでに演技をしていた北朝鮮の得点を0.1上回り残すは同班で演技をしている韓国の得点次第となった。
結果
団体
1位 中国
2位 日本
3位 北朝鮮
個人総合
7位 小山仁寛
8位 鈴木勇
種目別決勝進出者
ゆか 白井・鈴木
あん馬 古谷
跳馬 白井
平行棒 星野・鈴木
鉄棒 古谷・小原