第45回世界体操競技選手権現地レポート 男子団体決勝第6ローテーション

報告者:

■日本 
KATO 伸身トカチェフ、コールマンは決まったが、アドラー1回ひねりで戻ってしまった。着地は前に僅かに一歩。14.200
TANAKA カッシーナ、コバチ、ヤマワキと落ち着いて決め、アドラー系も慎重にこなして最後の着地も僅かな動きに留めた。15.266
UCHIMURA カッシーナ、コバチと緊張感の高まる中しっかりと決めた貫録の演技。更に着地まで完璧に決めた。15.400
273.269
■中国
DENG Shudi アドラー系のところで足割れがあった他、シュタルダー1回半ひねり片大逆手でも足の開きが目立った印象。14.758
LIN Chaopan シュタルダー1回ひねり大逆手で実施が荒い印象。エンドー1回ひねり~伸身イエーガーを決めたあと、伸身月面の着地も見事に止めた。15.233
ZHANG Chenglong 日本を上回るには15.900が必要。カッシーナ、コバチ、アドラーひねり~伸身モズニク、アドラー1回ひねり~ヤマワキとしっかりと決めてきた。最後の伸身新月面は後ろに僅かに一歩。15.966
273.369
最後の最後で高得点が出て中国が大逆転勝利。僅か0.1差。
■イギリス
THOMAS 最後の後ろとびひねり前方2回宙までノーミスの演技。
PURVIS テンポ~後ろとびひねり前方2回宙でのフィニッシュ。他もいつも通りの捌きできれいに決めた。
WHITLOCK ひねり系でもかなりしっかりと決めて最後の後方3回ひねりも後ろ一歩に留めた。
■アメリカ
WHITTENBURG 1回半~前方2回宙で後ろ一歩。テンポ~前方屈身2回宙はしっかり決めた。
MIKULAK 前方2回ひねり~前宙ダブル、後方2回半~前方1回半の着地を止めた。
DALTON テンポ~屈身アラビアン2回宙の着地を止め、最後の後方3回ひねりの着地も完全に止めた。
■ドイツあん馬。
LIEBRICH、Dコンバインでバランスを崩すが持ちこたえる。TOBA、堅実な演技で通す。ガッツポーズ。WEINERT、団体予選に出場したHERDERに代わってこのあん馬だけに出場。そのままの流れで通す。
■ロシアあん馬。
STRETOVICH、丁寧な旋回で技をこなし通す。14.800。KUKSENKOV、Eコンバインで脚を開き、ブスナリで落下。BELYAVSKIY、スピードある旋回で演技を続行。
■スイスつり輪。
BAUMANN、月面着地1歩。YUSOF、新月面着地後ろにとぶ。GISCHARD、上水平でバランスを崩しかける、着地動く。
■ブラジルつり輪。
BARRETTO、十字をしっかり止め、前方屈身2回宙の着地後ろにとぶ。SASAKI、開脚上水平少し足が上下、新月面着地わずかに跳ねる。NABARRETE、ヤマワキ~振り上がり上水平でケーブルが少し揺れる、最後着地決める。