第46回世界体操競技選手権レポート・女子予選2班

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現地10月23日、女子競技第2班には日本が登場。
<第1ローテ>
日本跳馬。
湯元:ユルチェンコ1回ひねり、着地を決める。
笹田:ユルチェンコ1回ひねり、着地小さく跳ぶ。
村上:ユルチェンコ2回ひねり、着地静止。
寺本:チュソビチナ、着地で前に転倒。
宮川:チュソビチナ、着地前に1歩。
寺本に大過失があったものの、チームとして4演技をそろえた良いスタート。チームの雰囲気もとてもいい。
<第2ローテ>
日本段違い平行棒。
村上:マロニーからギンガー、閉脚イェーガー、ムーンサルト下り着地静止。チームの士気を上げる演技。
寺本:シート1回ひねり~ギンガー、イェーガーを含んだ組み合わせ、ムーンサルト下り着地静止。跳馬でミスしたがそれに引きずられることなく会心の演技。自身のリズムを取り戻す。
杉原:閉脚シート1回ひねり、閉脚シートひねり~イェーガー、ムーンサルト下り見事に着地静止。バトンを確実に次の演技者に渡す。
湯元:イェーガー、ムーンンサルト下り。確実な演技を実施する。
笹田:イェーガー、トカチェフと2つの手放し技、ムーンサルト下りで完璧な着地。
最高の形で平均台へ移動する。
<第3ローテ>
日本平均台。
村上:バク転~両足バク転~スワン両足着地、交差とび~かかえ込み宙、側宙、2回ターン、スワン前宙~ひつじとび、屈身2回宙返り下りで着地静止。
寺本:2回ターン、オノディ、バク転~スワン、スワン前宙、かかえ込み側宙、ジョナサン、交差ジャンプ~側宙、3回ひねり下り着地わずかに跳ぶ。
湯元:交差輪とび、開脚前宙~ひつじとび、スワン両足着地、かかえ込み側宙、交差とび~かかえ込み宙、屈身2回宙返り下り着地静止。
杉原:バク転~スワン、前方スワン~ひつじとび、1回ターン、側宙、交差輪とび、交差とび~かかえ込み宙、2回半ひねり下りで着地わずかに跳ねる。
笹田:杉原選手の得点算出に時間がかかり、待たされる。会場から得点を待つ拍手が起こるも、なかなか提示されず。交差とび~かかえ込み宙、ロンダード~スワン両足着地、かかえ込み前宙、側宙、ひつじとび、交差輪とびで足を踏み外すも落下せず、スワン前宙~ウルフ~開脚とび、1回ターン、屈身2回宙返り下りで前に着地一歩。
一人も落下しない演技で鍵となる種目をクリアし、チーム得点を上げる。
<第4ローテ>
日本ゆか。
湯元:Y字2回ターン~1回ターン、後方宙返り3回ひねり、後方2回半ひねり~前方宙返り、後方1回半ひねり~前方1回ひねり、後方かかえ込み2回宙返り着地で手をつくミス。いい演技だっただけにとても残念。
笹田:かかえ込みムーンサルト、後方かかえ込み2回宙返り、後方宙2回ひねり、交差輪とび、後方屈身2回宙返り。着地をまとめた演技。
寺本:後方2回半ひねり~前方伸身宙返り、開脚とび1回ひねり、後方宙3回ひねり、前方2回ひねり、3回ターン、後方屈身2回宙返り。会場から歓声が挙がる。
村上:後方伸身2回宙返り、後方2回半ひねり~伸身前宙、交差とび、交差とび1回ひねり、後方1回半ひねり~前方1回ひねり、4回ターン、後方屈身2回宙返り。会場から大歓声があがる。
宮川:伸身ムーンサルト、開脚とび1回ひねり、伸身前宙~前方かかえ込み2回宙返り、シリバス、後方伸身2回宙返り着地静止。他の演技が終わり、全員の視線がゆかに注がれる中、完璧な演技ですべての観客を魅了した。会場が日本を応援するような雰囲気に。
多少ミスはあったものの、他の選手がそれをカバーし、素晴らしい演技で予選を終えた。現時点でメダル候補のルーマニアをも上回り、首位に立つ。残る諸国の演技を待つ。