2015年豊田国際体操競技大会・女子平均台決勝

報告者:

土橋 ココ/DOBASHI, Koko【オープン参加】
かかえ込み前宙上がり、ロンダード~後方伸身宙、かかえ込み前宙(バランス崩す)、側宙1/4ひねり~シソンヌ、片足水平上げターン(ふらつく)、ウルフとび~前後開脚ジャンプ、ジョンソン、ロンダード~後方かかえ込み2回宙(ほぼ止める)。2か所大きくバランスを崩すがまずまずの演技。
D 5.6 E 8.05 – 13.650
湯元 さくら/YUMOTO, Sakura
交差輪とび、ウルフとび~シソンヌ~前方開脚伸身宙、羊とび、ロンダード~後方伸身宙、かかえ込み側宙、交差輪とび(僅かにふらつく)、かかえ込み後方宙、フルターン、ロンダード~後方屈身2回宙(前一歩)。途中は連続のところが途切れるのがあったものの、非常に安定した演技であった。
D 5.8 E 8.450 – 14.250
チュソビチナ・オクサナ/CHUSOVITINA, Oksana (UZB)
屈身前宙上がり、屈身前宙、交差とび~前後開脚ジャンプ、後転とび~後方開脚伸身宙、かかえ込み前宙、しゃがみ立ちフルターン、ロンダード~後方かかえ込み2回宙(ほぼ止める)。バランスの乱れがほぼなく、完ぺきに近い実施であった。屈身前宙を力強く実施する姿は年齢を感じさせないものであった。
D 5.2  E 8.45 – 13.650
フォス・サラ/VOSS, Sarah (GER)
ロンダード~後方開脚伸身宙上がり、カデット半ひねり、交差とび半ひねり、側宙1/4ひねり、交差とび~前後開脚ジャンプ、後転とび~後方開脚伸身宙(落下)、フルターン、かかえ込み側宙(落下)、ロンダード~後方2回ひねり。落下二回は非常に残念な演技となってしまった。
D 5.2 E 6.35 – 11.550
ファン・ティ・ハ・タイン/PHAN Thi, Ha Thanh (VIE)
大ジャンプ~前方開脚伸身宙~ウルフとび、後転とび~後方開脚伸身宙(ふらつく)、交差とび、交差とび半ひねり、フルターン、カデット半ひねり、側宙1/4ひねり、シソンヌ、かかえ込み側宙(落下)、ロンダード~後方屈身2回宙(前一歩)。ジャンプ系の後に続ける予定のアクロバット技も単発になってしまうなど、落下以外でも点を伸ばせなかった。
D 5.2 E 7.0 (P -0.1) – 12.100
ピーターマン・カーステン/PETERMAN, Kirsten (CAN)【オープン参加】
しゃがみ立ち2回ターン、前方開脚伸身宙、かかえ込み側宙、後転とび~後方開脚伸身宙(落下)、交差とび~交差とび半ひねり(かなりバランスを崩して落下寸前)、後方屈身宙、ロンダード~後方屈身2回宙(後ろ一歩)。落下は
D 5.6 E 6.65 (P -0.1) 12.150
アリケ・アントニア/ALICKE, Antonia (GER)
伸肘倒立、前転とび、かかえ込み後方宙、交差とび、交差とび半ひねり(ふらつく)、2回ターン(ふらつく)、かかえ込み側宙、側宙1/4ひねり、シソンヌ~大ジャンプ、アウエルバッハ後方屈身宙。やや物足りない構成であった。
D 4.5 E 8.05 – 12.550
マクラ・ノエミ/MAKRA, Noemi (HUN)
前方ブリッジ、前後開脚ジャンプ~ウルフとび、オノディ~前方開脚伸身宙、側宙1/4ひねり、ロンダード~後方伸身宙、片足水平上げターン、フルターン~かかえ込み側宙、交差とび~後方開脚伸身宙、ジョンソン、ロンダード~後方屈身2回宙(後ろ一歩)。非常に安定した、好調な演技を見せた。
D 5.8 E 8.50 – 14.300
美濃部 ゆう/MINOBE, Yu
ロンダード~後方伸身宙~シソンヌ~ウルフとび、前方開脚伸身宙、かかえ込み側宙、片足水平上げターン~フルターン、オノディ~羊とび、交差とび、ロンダード~後方屈身2回宙(ほぼ止める)。ふらつきのない、かなり安定した演技を見せてくれた。
D 5.6 E 8.7 – 14.300
ホルバート・エニコ/HORVATH, Eniko (HUN)
前方開脚伸身宙(ふらつく)、羊とび(ふらつく)、側宙1/4ひねり~シソンヌ~ウルフとび(連続としてはやや停滞あり)、フルターン、後転とび~後方開脚伸身宙、前後開脚輪とび、交差とび、かかえ込み側宙、側転1/4ひねり~後方1回半ひねり。
D 4.4 E 7.85 (P -0.1) – 12.150
タウンゼント・シドニー/TOWNSEND, Sydney (CAN)
交差とび半ひねり、前方かかえ込み宙、2回ターン(不足気味)、ロンダード~後方伸身宙、交差とび~シソンヌ、ジョンソン、ロンダード~後方2回半ひねり。全体的に技の前の準備に時間がかかり停滞が何度もある印象。
D 5.5 E 7.95 (P -0.1) – 13.350
シレンヌ・ヘロディー/CYRENNE, Helody (CAN)
前方かかえ込み宙(低い)、後転とび~後方開脚伸身宙、交差輪とび(ふらつく)、前方開脚伸身宙、フルターン、側宙1/4ひねり両足着台~前後開脚ジャンプ~シソンヌ、交差とび~交差とび半ひねり、ロンダード~後方かかえ込み2回宙(尻もち)。技の実施が独特の捌きであった。最後の失敗がもったいないところ。
D 5.6 E 6.95 (P -0.1) – 12.450
コモワ・ビクトリア/KOMOVA, Viktoriia (RUS)
片足水平上げターン~前方開脚伸身宙~羊とび(やや停滞あり)、後転とび~後方開脚伸身宙、アラビアン宙(ややふらつく)、前後開脚ジャンプ~ウルフとび、I字ターン、前方かかえ込み宙、交差とび、後転とび連続~後方かかえ込み2回宙(前に僅かに一歩)
D 5.7 E 8.9 – 14.600
スピリドノワ・ダリア/SPIRIDONOVA, Daria (RUS)
後転とび~後方開脚伸身宙、交差とび~前後開脚輪とび、オノディ~前方開脚伸身宙、側宙1/4ひねり(ふらつく)、フルターン、シソンヌ~ウルフとび、コチェトコワ、交差輪とび、ロンダード~後方かかえ込み2回宙(後ろに2歩大きく動く)。途中まで安定した演技であったが、最後に中過失を出してしまった。
D 5.6 E 8.1 – 13.700
1位 KOMOVA, Viktoriia (RUS) 14.600
2位 MAKRA, Noemi (HUN) 14.300
2位 美濃部 ゆう 14.300
KOMOVA選手がようやく本領発揮で素晴らしい演技を見せて優勝を果たした。2位には非常に安定した演技を見せたMAKRA選手と美濃部選手が入った。湯元選手は0.05足らず4位となった。MAKRA選手は段違い平行棒に続いて2つ目の銅メダル獲得。