2016年豊田国際体操レポート女子平均台

報告者:

湯元ゆりか YUMOTO, Yurika (JPN)【オープン参加】
浮き腰から伸肘倒立、交差とび~後方かかえ込み宙、フルターン、前方開脚伸身宙、羊とび、後転とび~後方開脚伸身宙(落下)、側宙(落下)、シソンヌ、左右開脚ジャンプ、交差輪とび、ロンダード~後方屈身2回宙(着地止める)。落下部分が以外は、前方開脚伸身宙での停滞のみで、いい流れでいい演技をしていただけに残念。12.766
リトル・エミリー LITTLE, Emily (AUS)
シソンヌ~左右開脚ジャンプ、前方かかえ込み宙、後転かとび~後方開脚伸身宙、前方開脚伸身宙~交差とび~後方かかえ込み宙、しゃがみ立ち1回ターン(ややふらつく)、カデット1/4ひねり、ロンダード~後方かかえ込み2回宙。ふらつきの少ない演技で、独特の構成を見せた。13.433
アハイモワ・リリア AKHAIMOVA, Liliia (RUS)
ロンダード~後方伸身宙上がり、ロンダード~後方伸身宙、シソンヌ~ウルフとび、前方開脚伸身宙(ふらつく)、側宙1/4ひねり(ふらつく)、カデット半ひねり(かなりふらつく)、片足水平上げターン(かなりふらつく)、交差とび、ロンダード~後方かかえ込み2回宙(着地がややしゃがむ状態)。ふらつきが目立ち、不安定な演技となった。12.600
ディオン・ティ・ト・リアン DUONG, Thi To Lien (VIE)
後方かかえ込み宙(落下)、交差とび~交差とび半ひねり(角度不足)、シソンヌ~かかえ込み側宙、フルターン、前方開脚伸身宙、大ジャンプ~前方開脚伸身宙(落下)、前後開脚ジャンプ1回ひねり(落下)、伸身前宙下り。落下が多く出てしまったが、果敢に狙った構成を見せた。8.566
村上茉愛 MURAKAMI, Mai (JPN)
前方かかえ込み宙(ふらつきあり)、後転とび~後方開脚伸身宙連続、交差輪とび(足を上げて大きくバランスを取る)、側宙1/4ひねり、2回ターン、前方かかえ込み宙~左右開脚ジャンプ~ウルフとび、交差とび~後方かかえ込み宙、ロンダード~後方屈身2回宙(着地は後ろに両足で一歩)。2カ所ふらつきがあったが、非常に安定した演技。後方開脚伸身宙も連続にしてリオ五輪よりも難度を上げた。14.566
杉原愛子 SUGIHARA, Aiko (JPN)
ロンダード~後方伸身宙上がり(落下)、交差とび~ウルフとび、後転とび~後方開脚伸身宙、片足保持2回ターン(1/4多く回ったが成功!)、シソンヌ~側宙1/4ひねり(ふらつく)、交差輪とび(ふらつく)、前方開脚伸身宙~羊とび、ロンダード~後方3回ひねり。入り技の落下が勿体なかったが、新技申請していた片足保持2回ターンは見事に成功。13.200
エバンゲリスタ・カトリナ・マリー EVANGELISTA, Katrina Marie (PHI)
交差とび(ふらつく)、後転とび~後方開脚伸身宙(落下)、交差とび半ひねり、前方かかえ込み宙(低い姿勢の着地)、前方開脚伸身宙~前後開脚ジャンプ~シソンヌ、ジョンソン、片足水平上げターン、前方伸身1回ひねり(右に崩れてマットから出る)。実施がかなり乱れてしまったのがかなり残念な演技であった。10.166
メルニコワ・アンジェリーナ MELNIKOVA, Angelina (RUS)
しゃがみ立ち1回半ターン、後転とび~両足後転とび~後方伸身宙~前後開脚ジャンプ、前方かかえ込み宙、シソンヌ~ウルフとび、羊とび、片足水平上げターン、前方開脚伸身宙、側宙(大きくバランスを取る)、ロンダード~後方屈身2回宙(かなり高さのある実施)。これまでの落下が続く流れの中で、落下せずにいい演技を見せた。13.933
アリケ・アントニア ALICKE, Antonia (GER)
ヒーリー、後転とび~後方開脚伸身宙、交差とび、交差とび半ひねり、2回ターン、側宙、側宙1/4ひねり、シソンヌ~大ジャンプ、屈身アウエルバッハ下り。終始膝が緩みがちであったのが気になったが、大過失なくしっかりと決めてきた。13.100
フォーリンガー・アメリエ FOELLINGER,elie (GER)
ロンダード~後方開脚伸身宙(落下)、側宙1/4ひねり~後方開脚伸身宙、交差とび~交差とび半ひねり、後方かかえ込み宙、前後開脚ジャンプ~シソンヌ、2回ターン(かなりバランスが崩れる)、伸身アウエルバッハ下り。最初の落下こそ勿体なかったが、宙返りの連続では客の力の強さを見せて安定感を出していた。12.200
グエン・ティ・クン・フ NGUYEN, Thi Qunh Nhu (VIE)
前方屈身宙上がり、前方屈身宙(膝が曲がり気味)、後転とび~後方かかえ込み宙(落下)、交差とび、前後開脚ジャンプ~ウルフとび、フルターン、側宙、前方かかえ込み宙、前方伸身1回ひねり(前一歩)。落下が勿体なかったが、全体的な体の使い方はいい持ち味があり、いい演技を見せた。11.300
オノフレ・マ・クリスティナ ONOFRE, Ma. Cristina (PHI)
後転とび~後方開脚伸身宙、ウルフとび~シソンヌ、交差とび~側宙(落下)、フルターン、前方屈身宙(低い姿勢での着台)、前方かかえ込み宙~前後開脚ジャンプ、前後開脚ジャンプ1回ひねり、ジョンソン、ロンダード~後方かかえ込み2回宙(尻もちを着いて後ろ倒れてしまう)。ジャンプの開脚姿勢が不足気味であった。10.300
ブラウン・ジョージアローズ BROWN, Georgia-Rose (AUS)
側宙1/4ひねり、交差とび、片足上げターン、前方開脚伸身宙、イリュージョンターン、後転とび~後方開脚伸身宙、側宙、シソンヌ~大ジャンプ、ロンダード~後方かかえ込み2回宙(着地姿勢低い)。昨日はミスをして生かし切れなかった体線の美しさをしっかりとアピールした。着地は台に近くなり、何とか回り切った感じであった。12.700
落下やミスが目立つ試合となったが、ダントツの安定感を見せた村上が唯一の14点台を出して優勝。2位にはロシアのメルニコワが入り、3位にはオーストラリアのリトルが入った。新技を成功させた杉原は入り技の落下が響き4位に留まった。