第47回世界体操レポート/男子予選1日目【男子1班】

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大会情報・結果
現地10月2日、いよいよ予選開幕! 男子1班
ウクライナVERNIAIEV選手:スタートの平行棒で質の高い演技を披露、15.466を獲得。鉄棒では伸身トカチェフひねりで少し屈身が目立つ、トカチェフひねり足割れ、アドラー1回ひねり倒立を外すがヤマワキへ、伸身新月面大きく前にとぶ。ゆか、2回のライン減点、スピード感のない旋回技など少し勢いがない感じ。あん馬、メリーゴーランドを丁寧に演技、Eコンバイン、両把手間ロシアン1080までいい流れ、Bシュテクリの入りでバランスを崩しかけ一度旋回を入れ、Eフロップ、修正力の高さを見せる。肩を痛めているのか全体的につり輪の静止時間が短く感じる演技、最後新月面の着地を止める。跳馬ドラグレスク着地1歩でまとめる。種目別用の2本目ロペスは入りで膝が大きく曲がり着地も少し乱れる。6種目合計85.431で暫定2位。
キューバLARDUET選手:鉄棒、しなやかな流れのトカチェフ系、ヤマワキ、最後フェドルチェンコの着地で大きく前にとぶ。ゆか、助走から前方屈身2回宙、後方伸身2回宙ひねり、前宙2回ひねり~伸身前宙、アラビア2回宙ひねり、前方2回宙、フェドルチェンコ、後方宙2回半ひねり~前宙1回ひねり、アラビア2回宙着地弾む。あん馬、交差倒立、Dフロップ、DコンバインなどD難度技をまとめる。つり輪、逆上がり中水平少し足が下がった位置、振り上がり倒立で少しぶれる、新月面着地止める。跳馬、雄大なドラグレスク着地1歩でまとめる。平行棒、いい流れで演技をまとめ、最後の前方かかえ込み2回宙ひねり下りの着地を完璧に決める。6種目合計86.699で暫定1位。
ドイツNGUYEN選手:平行棒、リズムの良いマクーツ、ドミトリエンコ、モリスエ、棒下、棒下ひねり、車輪ディアミ、車輪、ベーレ、ヒーリー、月面着地動くが14.933を獲得。平行棒暫定3位。
ドイツBRETSCHNEIDER選手:鉄棒のみの出場だが、カッシーナを成功させたものの、ブレッドシュナイダーで落下。
イスラエルDOLGOPYAT選手:ゆか、ザパタ着地動く(ライン減点?)、伸身前宙1回ひねり~前宙2回半ひねり着地決める、後方宙4回ひねり着地動きライン減点、後方宙2回半ひねり~前宙2回ひねり着地止める、後方宙1回半ひねり~前宙1回半ひねり着地止める、フェドルチェンコ、後方宙3回ひねり着地ほぼ止める。ライン減点はあったが全体的に着地まで丁寧な演技でゆか暫定1位。
キューバLERU選手:鉄棒、ツォリミン、リューキン、伸身トカチェフ~トカチェフ~トカチェフひねりの3連続、アドラーひねり、伸身トカチェフひねり、アドラー、エンドー1回ひねり、伸身月面着地止める。14.000で鉄棒暫定1位。LARDUET選手のようなしなやかで安定した動きに加えて長身なので演技が雄大に見える。平行棒ではテンハイビンを披露した。
アルメニアMERDINYAN選手:あん馬、採点に時間がかかり、最終演技者のためすごく長く待たされたが安定した演技を披露。交差とびひねり、Dコンバイン、Eフロップ、2往復移動ひねりブスナリ、両把手間ロシアン1080、馬端ロシアン1080、マジャール、シバド、転向倒立3部分往復移動下り。14.433であん馬暫定2位。
ギリシャPETROUNIAS選手:つり輪、逆上がり上水平、後転中水平、振り上がり中水平、振動倒立、振り上がり上水平、ナカヤマ十字、ホンマ十字、ヤマワキ、振り上がり倒立、新月面着地止める。15.400でつり輪暫定1位。
ウクライナRADIVILOV選手、逆上がり上水平、後転中水平(ゆっくり回転して魅せる)、ナカヤマ十字、振り上がり倒立、屈身ヤマワキ、振り上がり十字倒立(等速でおさめをピタリと決める)、振り上がり中水平、振り上がり上水平、ほん転倒立、車輪瞬時倒立、新月面着地姿勢が低くなるがまとめる。つり輪暫定2位。跳馬、ドラグレスクとルユフの2本をまとめる。跳馬暫定1位。