2019豊田国際12月15日女子レポート

報告者:明名亜希子

平均台 
YUMOTO Yurika(JPN) 13.033
かかえ込み前宙上がり(D)を丁寧に決める。交差1/2ひねり(D)少し開脚不足、ターン、片足伸身前宙+前後開脚ジャンプ+鹿ジャンプ輪(D+B+B)、バク転スワン、かかえ込み側宙で少し頭が下がるふらつき、側宙(D)ほんの少しひねり不足、交差輪とび(E)しっかりと反りを見せる。屈身ダブル下りの着地をまとめる。全体的にとても丁寧な実施でトップバッターながら大過失なしで演技をまとめる。D5.4 E7.633

SAKAGUCHI Ayaka(JPN) 13.166
側宙+片足スワン(D+C)で組み合わせ加点をとる。2回ターンで片足を上げてしまう大きなふらつき。交差輪(E)~ウルフジャンプ~左右開脚ジャンプを丁寧にきめる。片足伸身前宙も少しブレるがこらえる。横向き前後開脚ジャンプ1/2ひねり(D)、かかえ込み側宙(D)少し流れる。ロンダート~3回ひねり下りはひねり切りでの難度承認がどうかといったところだが、大過失なく通しきった。D5.6 E7.566

GODWIN Georgia(AUS) 12.466
交差ジャンプ上がり(D)、側宙(D)、座の3回ターンをじっくり丁寧に実施したが最後の最後に浮足が早く下りてしまう(E難度での承認がどうか)、かかえ込み側宙(D)身体が前へ倒れ大きなふらつきに。バク転~屈身宙返り(B~C)、交差ジャンプから躊躇したが無理に繋げずに、片足伸身前宙(D)でまとめようとしたがふらついてしまう。大ジャンプ~シソンヌジャンプ、座の2回ターン(D)はしっかりこなす。屈身ダブル下りは小さく1歩。D5.3 E7.166

LAI Pin-Ju(TPE)10.866
交差輪とび(E)、バク転~かかえ込み宙返りで要求を満たす。片足伸身前宙(D)少しふらつき躊躇があってからの前後開脚ジャンプ輪(Dでの承認がどううか)。側宙(D)、かかえ込み側宙(D)、横向きの左右開脚ジャンプ(D)で落下。横向き前後開脚ジャンプ(D)、伸身前宙11/2ひねり下り(C)着地頭が下がって後ろへ1歩。D4.4 E6.466

HATAKEDA Hitomi(JPN)13.433
交差ジャンプ上がり(D)、かかえ込み前宙(D)、片足伸身前宙+前後開脚ジャンプ~ウルフジャンプ(D+B~A)、側宙(D)少し回転不足、かかえ込み側宙(D)はしっかり決める。交差ジャンプ(C)から繋げずに交差1/2ひねりジャンプ(D)。バク転~スワンで要求を満たす。1回ターン、屈身ダブルは後ろへ1歩。畠田選手らしく、安定感ある演技で全体をまとめる。 D5.3 E8.133

HATAKEDA Chiaki(JPN)13.500
交差ジャンプ上がり+大ジャンプ輪(D+D)、片足伸身前宙(D)からの前後開脚ジャンプ+輪は間でしゃがむアクションが入ったので組み合わせは繋がらず。側宙+片足スワン(D+C)、交差輪ジャンプ(E)は美しい輪の姿勢を見せるがふらつき。交差+前後開脚ジャンプ+鹿ジャンプの輪、1回ターン、かかえ込みダブル下りの着地を1歩でまとめる。千愛選手、お姉さん同様堂々とした演技でDスコア5.9は今大会この種目では最高。 D5.9 E7.6

LEE Yunseo(KOR) 13.133
後転とび~胸支持上がり(D)、座の2回ターン丁寧に決める。片足伸身前宙+前後開脚ジャンプ(D+B)、側宙(D)、かかえ込み側宙(D)、横向き前後開脚ジャンプはクリーンな捌き(D)。バク転スワンは少し高さ不足。交差ジャンプ~シソンヌジャンプ、座の2回半ターン、2回半ひねり下りの着地は1歩でおさめる。 D5.1 E8.033

STINGL Isabelle(GER) 11.566
交差ジャンプ上がりは開脚不足でDでの難度承認がどうか。かかえ込み側宙(D)大きなふらつき、交差ジャンプ(C)も開脚不足、躊躇があってからの前後開脚ジャンプ~左右開脚ジャンプ、バク転~スワンで要求を満たす。座の1回ターン(B)で大きく乱れる。片足踏み切りかかえ込み前宙(C)、横向き前後開脚ジャンプ1/2ひねり(D)、伸身前宙1回ひねり下り(C)の着地はホップでおさえる。D4.4 E7.166

MELNIKOVA Angelina (RUS) 13.733
交差ジャンプ上がり+交差ジャンプ+大ジャンプ(D+C+B)を身体が横にぶれながらも繋げて成功させる。バク転スワン、片足伸身前宙+前後開脚ジャンプ+左右開脚ジャンプ(D+B+B)の連続をしっかりと決める。バク転3/4ひねりはほんの少し軸がブレる。座の2回ターンは手の位置が定まらなかったがなんとかバランスをとる。かかえ込み側宙(D)、横向き前後開脚1/2ひねり、屈身ダブル下りの着地をまとめる。ふらつきがありながらもEスコアを8点台にのせてくるところはさすが。D5.6 E8.133

LEON Milca(VEN)11.600
交差ジャンプ上がり(D)は少し開脚不足、交差ジャンプ~シソンヌジャンプ(C~A)、バク転~スワンで大きくふらつく。(B~C)、1回ターン、側宙(D)もふらつきを見せる。かかえ込み側宙(D)、横向き左右開脚ジャンプ(C)、横向き左右開脚ジャンプ1/2ひねり(D)も大きなふらつきを見せてしまう。伸身前宙下り(B)はもう少し高さがほしいところ。 D4.7 E6.9

WATANABE Hazuki(JPN)11.633
屈身前宙上がり(E)前へ1歩、前後開脚ジャンプ~左右開脚ジャンプで少しバタついてしまう。ロンダート+両足スワン(E)で落下。伸身姿勢は良かったのでもったいない。交差ジャンプからつなげずに交差1/2ひねり。(C~D)片足伸身前宙(D)、横向き前後開脚ジャンプ1/2ひねり(D)、側宙(D)でふらつきあり。ラスト2回半ひねりは力強く決める。 D5.3 E6.333

SUGIHARA Aiko(JPN)12.300
後転とび~胸支持上がり(D)、側宙+前後開脚ジャンプ+左右開脚ジャンプ(D+B+B)で組み合わせ加点、バク転~スワン(B~C)で要求を満たす。足持ち1回ターンで前へ倒れるように落下。片足伸身前宙+シソンヌ輪(D+D)、交差輪(E)、屈身ダブルの着地は1歩でまとめる。  D5.2 E7.1

JAKUBCZYK Phoebe(GBR)11.000
後転とび~胸支持上がり(D)、座の1回ターンは上体が前へ大きく倒れるが落下せずこらえる、交差~前後開脚ジャンプ、側宙(D)、バク転スワンで落下。交差1/2ひねり(D)は少し横向きの姿勢が長く見える捌き方。2回ターンで大きくふらつく。2回半ひねりおり(D)の着地はきめる。 D4.6 E6.4

BROWN Georgia-Rose 12.366
バク転~スワン(B~C)で足を上げてしまうふらつき。片足伸身前宙+前後開脚ジャンプ(D+B)、横向き前後開脚ジャンプ1/2ひねり(D)でも大きなふらつきを見せたが、その前にひねり出しが少し早かった印象。側宙(D)、交差~大ジャンプ、片足踏み切りかかえ込み前宙1/4ひねり(C)、足持ち1回ターン(C)、最後の2回ひねり(C)の着地を決める。 D4.6 E7.766

AKHAIMOVA Lillia(RUS)10.600
前宙上がり(D)で前へ大きく走ってしまう。ロンダートからの両足スワン(E)で落下。そのあとの座の2回ターン(D)でも落下があり、期待されたアラビアンダブル下りを実施せずかかえ込みダブルで下りる。D4.7 E5.9

ゆか
WATANABE Hazuki (JPN)11.366
2回ターン(B)、伸身前宙2回ひねり+前宙(D+A)、2回半ひねり(D)からのけりがうまく入らず低い前宙1/2ひねりで転倒してしまう。ポパ、交差~交差1/2ひねりは少し減点が多いか。3回ひねりはしっかりひねりきるり、最後のかかえ込みダブルの着地大きく1歩プラスもう1歩。D5.1 E6.266

LEON Milca (VEN) 11.366
かかえ込みダブル(D)後ろへ1歩、伸身ジャンプ1回ひねりは高さ不足(B)、1回ターン(A)、交差(B)~交差1/2ひねり(C)、大ジャンプ1回ひねり(C)、伸身前宙(B)~かかえ込み前宙1回ひねりの着地をまとめる。(B)D4.0 E7.366

STINGL Isabelle (GER) 12.633
グレイテスト・ショーマンの曲にのせた演技。ポパ(C)、交差1回ひねり(D)はおそらくひねり不足で難度承認がどうか。アラビアンダブル(E)少ししゃがんだ着地になるがこらえる。かかえ込みダブル(D)小さく2歩、交差ジャンプ~カデットハーフ(B~C)、浮足水平の2回ターンは途中で軸足が跳ねてしまう。座の2回ターンはほんの少しバランスを崩しながらもやりきる。後方1回半ひねり+伸身前宙1回ひねり(C+C)の着地をまとめる。D5.0 E7.633

JAKUBCZYK Phoebe (GBR) 13.200
座の2回ターンは少しバランスを崩しながらもまとめる。テンポからのアラビアンダブル(A+E)で組み合わせ加点。ロンダート1回半ひねり~ロンダートバク転2回半ひねりで間接の組み合わせ加点(C+D)、懐かしいネコジャンプ1回ひねり~カデットハーフ、最後のかかえ込みダブルの着地をしっかりと決める。独特な雰囲気の曲に手の使い方が印象的な振り付け。D5.1 E8.1

BROWN Georgia-Rose (AUS) 12.833
冒頭の足持ち2回ターンは長身のBROWN選手が実施するととても見栄えのする美しいターンに見える。そこからのイリュージョンを繋げて加点をとる。転回~伸身前宙2回ひねり(D)、かかえ込みダブルは少し頭が下がった着地に。大ジャンプ輪~大ジャンプ、浮足水平1回ターン、最後の2回ひねりの着地をまとめる。D4.7 E8.133

MATSUMURA Akari (JPN) 11.333
最初の3回ターンはひねりきりがどうか。3回ひねり+かかえ込み前宙(E+A)で加点をとるが、大きく着地が乱れ、ラインオーバー。浮足水平1回ターン、2回半ひねり+伸身前宙1回ひねりも少し高さ不足。交差輪~交差1/2、最後のかかえ込みダブルでも着地後ろへ出てラインオーバー。D5.1 E7.133

GODWIN Georgia (AUS) 13.266
座の3回ターンはほんの少しバランスチェック。伸身ダブル(F)の着地を小さくホップでまとめる。伸身前宙1回ひねり~伸身前宙1回ひねり、足持ちの2回ターン。ダンス系要素をとても丁寧にこなしている印象。交差~カデットハーフ、高さのあるかかえ込みダブル(D)、座の2回ターン、今度は完璧。ラスト屈身ダブルの着地を止める。D5.4 E7.866

MELNIKOVA Angelina (RUS) 12.266
伸身ダブルは(F)余裕がありすぎて後ろへ大きく1歩、ラインオーバー。浮足水平2回ターン。かかえ込みダブルの着地後ろへ1歩。交差~交差1/2ひねり、「ロシアっぽい」て手の使い方の振付が素敵。転回~伸身前宙1回ひねり(C)。座の2回ターンはさすがの実施。足持ち2回ターンは最後にほんの少しバランスチェック。屈身ダブルの着地を止めたが曲がそのタイミングで終わってしまい。演技も終了してしまう。ルール上、最後のアクロバットの後に十分な振り付けがなされてから曲がおわらなければならないという項目があるので芸術性の減点の対象に。D5.1 E7.766

LEE Yunseo (KOR) 12.066
足持ち2回ターンは最後に少しバランスを崩したので難度承認がどうか。屈身ダブル頭が下がる着地ではじかれる。交差輪~交差1回ひねり。座の2回ターンも少しフワっとした実施。後方1回半ひねり+前方1回ひねり(C+C)で組み合わせの加点をとる。ジョンソン(B)、2回半ひねりの着地をまとめて素敵なポーズで演技をしめくくる。D4.5 E7.666

LAI Pin-Ju (TPE) 11.666
最初の足持ち3回ターンは途中で回転が止まってしまいおそらく2回で承認。かかえ込みダブル大きく後ろへ1歩でラインオーバー。2回半ひねりは空中での脚割れと膝の曲がりが気になる実施。前へ大きく1歩で再びラインオーバー、座の2回ターンにチャレンジするが途中で浮足がゆかにひっかかってしまい、1回ターンに。交差輪~交差1/2ひねり。ダンス系要素でのつま先の汚さが目立ってしまうのがもったいない。2回ターンのひねりきりはどうか。転回~伸身前宙1回ひねり小さく1歩で演技を終える。D4.5 E7.366

AKHAIMOVA Lillia (RUS) 13.533
伸身ムーンサルト(H)、伸身ダブル(F)の折り返しは圧巻。浮足水平2回ターンの脚の保持が最後までできていたか。アラビアンたブル小さく1歩。座の2回ターン、かかえ込みダブルの着地を止め、最後に交差ジャンプ~カデットハーフのダンスパッセージを入れて演技をしめくくる。強い。D5.4 E8.133

KAJITA Nagi(JPN)13.066
2回半ひねり+伸身前宙1回ひねり(D+C)で加点をとり、着地をまとめる。足持ち2回ターン。転回~伸身前宙2回ひねり+かかえ込み前宙(D+A)も高さのある実施。浮足水平2回ターンはひねりきりがどうか。交差輪~カデットハーフ(C~C)、かかえ込みダブルの着地をまとめて演技をしめくくる。D5.0 E8.066

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