第44回世界体操競技選手権大会 男子予選第1班クイックレポート

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亀山耕平の素晴らしいあん馬からスタートした日本男子。その後、山室光史も力技を耐えに耐えて目一杯盛り込んだ構成で高得点をマーク。跳馬の白井健三は二本目でマットから出てしまったのが悔やまれるが、一本目のユルチェンコ3回ひねりはかなりの出来であった。田中和仁はモリスエで肩の痛みが一気に来てしまったのが分かる状態となって残念な結果であった。山室もヤマワキの後のエンドーのところで停滞して本来の出来とはいかなかった。やや盛り下がりかけた雰囲気であったが、場内の注目を浴びる中の白井健三のゆかの演技は最高の出来で、最後の4回ひねりもほぼ完璧。全体として、亀山、白井、山室の3名が種目別決勝の可能性を残す素晴らしいスタートを切った。

総務委員会広報 藤井俊明

 

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