第44回世界体操競技選手権大会 男女種目別決勝前半レポート

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日本にとって、この大会の勢いを物語ることとなった一日であった。男子ゆかでは、白井健三が唯一の16点台を出して17歳で初の世界チャンピオンに輝いた。そして、男子あん馬では、亀山耕平が、予選よりも馬背での下向き転向技(E難度)を入れて、6.9の構成を見事に決めて優勝。男子種目で4つのうち3つで金メダルを獲得するという、これ以上ない結果となった。

男子ゆかでは内村航平も着地をまとめた見事な演技で3位に入り、個人総合の金メダルに続き、2つ目のメダルを獲得した。

男子つり輪は山室光史が最後の伸身新月面を決めたが、海外勢の力強い構成と表現に及ばず7位となった。優勝はロンドン五輪金メダリストのザネッティ(ブラジル)。

また、女子跳馬はアメリカのマロニーが、女子段違い平行棒は中国の黄が優勝。マロニーはこれで世界選手権2連覇となった。

 

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