平成26年度男子ジュニアナショナル・オーディション合宿報告

報告者:

1 日時  平成26年9月5日(金)~9月7日(日)(2泊3日)
2 会場  練習:味の素ナショナルトレーニングセンター/宿泊:赤羽周辺ホテル
3 参加者
指導者45名(強化スタッフ、所属コーチ、マルチサポート)
選手84名(強化選手18、強化部推薦選手23、オーディション選手43)
審判6名(日本体操協会審判部)
4 日程
9月6日(金) 開講式、オーディション(高2、高1、中3)、フリー練習(強化選手)
9月7日(土) AM:W-UP、オーディション(中2、中1、小6)、トレーニング、基本練習/PM:種目練習(内容フリー)
9月8日(日) W-UP、トレーニング、フリー練習、閉講式
5 事業報告
オーディションは、学年ごとに7グループに分かれ2日間に分けて競技会形式で行った。競技会同様の評価を行う審判部の採点と、基本姿勢、発展性や将来性を考慮した強化部の採点の合計点数により、各選手の評価を行った。一昨年より従来の「選考テスト」から「オーディション」に名称を変更し、昨年より一部演技内容を改めての開催となったが、昨年以上に多くの選手に参加して頂くことができた。また、競技会同様に緊張感のある雰囲気のなかで、各選手とも精一杯演技をアピールしていた。オーディションの結果としては、選考基準に基づき各学年の上位者より15名のジュニアナショナル選手の選出を行った。今後は、既に競技会成績で選考されている選手を含め、今年度のジュニア強化の各事業を行い、男子体操界の競技力向上を目指していきたい。
強化練習においては、既に競技会の成績により強化選手として決定している選手に、昨年度からの継続している選手が多く、コミュニケーションを積極的に取り合い、選手が率先して目的をもった技術練習などに取り組んでいた。練習の雰囲気や質、成果のどれもが素晴らしく、今後合宿を経て選手達がさらに強くなっていく事を確信した。また指導者の間でも多くの情報や技術の伝達を行なえ、練習時間を有意義な時間として過ごすことができた。これらはジュニア強化合宿の重要な目的であり、本合宿の成果であると考えている。
最後に、平日の忙しい時間より協力して頂いた日本体操協会審判部、研究部の先生方、マルチサポートをはじめ、多くの関係者の皆様に見守られながら本事業が無事に行えた事に感謝を申し上げます。2016リオ五輪、2020東京五輪での金メダル獲得を目指し、チームジャパンとして一丸となって選手強化をしていきたいと考えている。

平成26年9月9日
日本体操協会男子ジュニア強化部

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