新体操WCCミンスク大会報告3

報告者:山﨑浩子

<団体種目別決勝ボール>
日本は試技順1番。
総合時にミスした箇所は回避し、落下なし。追加価値の手具操作をわずかに抜いたが全体的には移動も少なくクリアな演技であった。
D1 6.00
D3 15.10
E 8.10 計29.200
今季初の29点台である。D3もEももう少しほしいところであるが、手堅い演技を続けていくことが重要であろう。
出場選手
杉本早裕吏
松原梨恵
竹中七海
鈴木歩佳
熨斗谷さくら

この種目1位はイタリア。
後半リズムが崩れ、なんとなくしっくりいっていない感じがしたが、連係などは成立していたのか、高得点が出た。
D1 6.10
D3 15.20
E 8.50 計29.800

2位はロシア。
パンシェローテーションの際にひとりが1回転ほどしか回れずD1に影響した。また投げて転回した選手がキャッチしていない場面があった。
D1 5.10
D3 15.60
E 8.75 計29.450

3位はブルガリア。移動キャッチもほぼなくミスのない演技。
D1 6.10
D3 14.70
E 8.65 計29.450

日本は0.25及ばず4位。
以下、5位ベラルーシ27.450
6位イスラエル27.050
7位中国26.850
8位ウズベキスタン26.750

<団体種目別決勝フープ&クラブ>
日本は最初の投げが少し大きくなり若干リズムが乱れると、それを修正し続けているような感じであった。総合時と同じ個所でのクラブの落下ミスもあり、
D1 6.00
D3 13.80
E 7.55 計27.350
出場選手
杉本早裕吏
松原梨恵
竹中七海
鈴木歩佳
横田葵子

この種目1位はブルガリア。
総合、種目別を通じて非常に安定感のある演技を見せた。
D1 6.00
D3 14.00
E  8.60 計28.600

2位はベラルーシ。
多少のばらつきはあるが大きなミスはなかった。
D1 6.40
D3 14.00
E 8.05 計28.450

3位はウクライナ。ウクライナも大きなミスなし。
D1 6.40
D3 13.60
E  8.10 計28.100

4位が日本 27.350
5位はイスラエル。大きなミスなし。26.750
6位イタリア。連係で2か所、リスクで落下。25.950
7位中国。大きなミスなし。25.200
ロシアは4度の落下で構成がほぼ見えなくなり。
D1 5.30
D3 11.90
E  6.20 計23.400で最下位となった。
それでも実施の中の芸術点は0.7の減点にとどまった。これは日本と同点。
日本はミスしても良い演技でも実施の中の芸術点の減点が0.7であり、このあたりを改善していかなければならない。

<個人種目別決勝>
ボールの種目に出場した皆川はリズムが悪く、投げにも安定感を欠いた。修正をし続けての演技で8位。
D1 4.20
D3 7.80
E 7.75 計19.750

フープ1位はイスラエルのASHRAM。
AVERINA姉妹にD1身体難度のポイントで競り勝った。
ボールとクラブ1位はDina。
フープ、ボール、クラブはAVERINA姉妹とASHRAMでメダルを分け合っていたが、リボンはASHRAMに落下ミスが出て、イタリアのBALDASSARRIが3位に食い込んだ。
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