日韓交流合宿(韓国・新体操)報告

期日:平成24年11月19~24日
会場:韓国・ソウル 泰陵選手村
対象選手:喜田純鈴・小林秀圭・鈴木歩佳・植松桃加・柴山瑠璃子・立澤孝菜・田中来実・織田莉子(全8名) 
報告:
 泰陵選手村にて、韓国の各種目のトップアスリートと同じ練習環境で、トレーニングを行いました。午前中は、アップを兼ねて、韓国の民族舞踊と新体操の動きををコラボレーションしたダンスのレッスンをしました。韓国の民族舞踊は、視線の置き方や骨盤を引き上げて踊るのが特徴なので、新体操にも通じるところがあります。言葉は通じなくても、韓国のコーチの動きを見て、雰囲気を感じて踊りました。日本の選手の視線の使い方や、自由に体を大きく動かす場面で、韓国のコーチに褒めていただきました。
 午後からは、韓国のナショナル選手と一緒に基本やアメリカンカの練習をしました。韓国の選手は憧れのナショナル選手と一緒に練習ができるので、みんな目を輝かせて練習しました。これは、日本の選手も同じです。
 手具の練習では、韓国の選手が行っている難しい手具操作を学んだり、新ルールに対応したリスクを制作したりしました。できる様になるまであきらめずに練習する姿がありました。選手8人は、日本の合宿にも増して、協力し合って生活できるようになりました。
 合宿を通して、日本と韓国の両合宿を通じ、お互いの国の文化を理解し合い、協力し合って練習に取り組む姿勢がみえました。韓国の選手は、常に明るく練習に積極的で、日本の選手は学ぶことの多い合宿でした。この合宿に参加した選手が、近い将来、世界に羽ばたいてほしいです。
 最後に、両国の合宿を通して、お世話になった石崎・堀団長をはじめ、指導や援助していただきました方々に感謝申し上げます。