2015フェアリージャパンPOLA団体メンバートライアウト(レポート)

報告者:

2015年10月18日、国立スポーツ科学センターで第⒓期団体メンバーを選考するトライアウトが開催された。

今回のトライアウトはフェアリージャパンPOLA団体メンバーの活性化を図るとともに、「フェアリージャパンPOLA」入りを目指す全国の選手たちに“世界を目指すチャンス”を与える目的で開催された。

今年9月にドイツで開催された世界新体操選手権大会では団体総合5位、リボン種目別では銅メダルを獲得した。2016年リオデジャネイロのオリンピックの出場権資格を獲得し団体、個人ともにオリンピックに出場することになった。これまでの団体メンバー8名と、全国から中学生以上のフェアリージャパンPOLAを目指す10名の選手が挑戦した。

評価の対象はプロポーション、各関節の可動域、手具操作、身体能力、団体の適応能力などについて評価された。手具操作能力では、フープ、クラブ、リボンの奇想的な操作のフレーズをすぐに覚えて、実施した。次に曲を変えて、曲想に合わせて自由に表現しながら手具操作を伴いながら演技を実施した。身体能力についてはバレーレッスンや、難度の実施により身体能力を審査した。団体適応能力は距離を開けて手具交換や、ダイナミックリスク要素により団体適応力をテストした。最後は1人づつ目標を発表して得意の難度を披露した。

今回のトライアウトは、審判部と強化本部コーチ育成部のメンバーにより評価され最終結果は11月13日の常務理事会で承認される。第12期メンバーを目指して現在のフェアリージャパンPOLAのメンバーも含めて、より精査され活性化されたフェアリージャパンPOLAが生まれることを期待したい。

 

記載者 高橋衣代