【遠征報告】花園大学男子新体操部「ロシア・フェスティバル“アリーナ”」(Festival “Alina”)

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ロシア遠征「Alina Kabaeva Cgarity Foundation」参加レポート
派遣チーム:花園大学男子新体操部(コーチ1名、選手7名)
コーチ:野田光太郎
選 手:朝留涼太、一藤如月、北原翔太、石川航大、三井所智也、平岡貴士、大倉義貴
派遣期間:平成26年4月21日(月)日本出国
     平成26年4月22日(火)~23日(水)リハーサル、練習
     平成26年4月24日(木)フェスティバル本番
     平成26年4月25日(金)ロシア出国~26日(土)日本帰国
 今回、ロシアの「アリーナ・カバエバチャリティー基金」より、フェスティバル出演のご招待をいただき、私たち花園大学男子新体操団体が参加させていただくこととなりました。
成田空港からドモジェドヴォ国際空港へ約10時間、空港から宿泊施設まで約1時間半かけて移動しました。宿泊施設は「スポーツ複合施設<クンツェヴォ>」で、体育館2つ、グラウンド、トレーニングルーム、各種練習場とレストラン、宿泊用の部屋がありました。
 今回の「Alina Kabaeva Cgarity Foundation」には、ロシア国内からロシアナショナルチーム、新体操クラブ多数、パワータンブリングチーム、アクロ体操チーム、ダンスチーム、歌手など多数参加しており、ロシア国外からは日本(花園大学)、ブルガリア新体操チーム、キューバ新体操チームが参加しました。
 日本出発時にはイベント内容が全くわからないままでしたが、会場に到着した際、照明、音響、スクリーンなど舞台装置の豪華さに驚きました。各チームの演技については、ほとんどのチームが大人数での集団演技をしていました。どのチームも衣装にこだわっており、“妖精”“火の精”“パジャマと枕”“水兵”など、このイベントの為に用意した個性もあり、日本の男子新体操の手具(スティック、リング)を使用した演目もありました。
 
 また各チームの演技と曲に合わせて予め映像が作られており、演技中に3面の大型スクリーンに映像が映し出されていました。ロシアでもテレビ放送された様で、テレビカメラ5~6台程と大型クレーンのついたカメラも2台あり、テレビのインタビューも受けました。
 
 タイムスケジュールがしっかり決まっておらず、当日まで予定が不明であったり、スケジュールが急に変更したり大変でしたが、日本(花園大学)の本番の演技はミスもなく大変いい演技ができ、大盛況でした。エンディングにはアリーナ・カバエバさんが歌ったりし、大変盛り上がりました。
 フェスティバル終了後には日本(花園大学)チームに写真とサインを求めて1時間くらい列ができていました。
また、カバエバさんやスタッフの方に「素晴らしかった。来年も是非来て下さい!」と言っていただくことができたので大変嬉しく思いました。
 出演者総勢約300人と大規模で、客席も満席で溢れんばかりの人、豪華な舞台、とても素晴らしいイベントでありロシアの人達の新体操に対する関心の高さも窺えました。
 今回大変貴重な経験をさせて頂き、指導者選手一同、関係者の皆様には心より感謝致しております。
報告:花園大学男子新体操部
監督 野田光太郎
写真提供:花園大学男子新体操部 ※無断で転写使用禁止※