新体操WCCグルジュナポカ大会2022レポート1

報告者:新体操強化本部長 村田由香里

8月26日、WCCグルジュナポカ大会 1日目

【個人】
・山田愛乃
1種目目ボール、彼女の見せ場である開脚度を生かしたパンシェバランスにてバランスを崩し、続くステップにて少し曲に遅れる場面も見られたが、動揺せず落ち着いた様子で最後まで落下ミスなくまとめることが出来た。
続くフープでは、魔王の曲に合わせ力強い動きで彼女の大きさを魅せきれた演技であった。難度の終末を明確にすること、また投げ受け中の表現は今後の課題である

ボール D 11.50(7.3 4.2)  A 7.75 E 8.10    計 27.350
フープ D 13.10(8.1 5.0) A 7.70 E 8.05    計 28.850

・喜田未来乃
1種目目のボールでは、彼女の持ち味である伸びやかな動きが随所に見られ、作品として良いまとまりを感じられた。
フープでは軸回しのDA(2箇所)にて落下ミス、それに伴い曲が足りなくなったことでラストの大技も実施出来ずに終えた。
日本での大きな大会を終え、練習の時からやや集中力に欠ける様子があった。シニア選手ともなると連戦を戦い抜いていく体力と精神力が必要である。今後、自分に限界を作らず、どんな状態でもやり抜く力、そして調整する力を身につけていかなければならない。

ボール D 11.80(8.0 3.8) A 8.10 E 8.20  Ded0.15  計 27.950
フープ D 13.30(8.3 5.0) A 7.20 E 6.90    計 27.400

【団体】
フープ5
本番一本と言う時に力を発揮出来るよう、今大会に向け通しの回数を増やし熟練度を増す練習をこなしてきた。
作品全体を通し、今まで以上に自信を持って一つ一つの技を表現出来た2分半であった。
交換のキャッチ(2箇所)において価値を入れきれなかった点、ラスト複数投げにおいて2本のフープが重なりやや乱れたキャッチになった点は、決勝で完璧にやり切りたいところである。
明日は後半戦をむかえる。最後まで粘り強く、それぞれの目標を成し遂げたいと思う。

フープ5 D 18.00 A 8.30 E 7.45    計 33.750 現在4位
出場選手:鈴木歩佳、竹中七海、稲木李菜子、生野風花、中村知花

1.イスラエル 36.450

2.ブルガリア 35.400

3.スペイン    34.350

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