ChacottCHAMPIONSHIPS第40回全日本ジュニア新体操レポート(女子)11/19

報告者:広報委員会 藤野朱美

第40回全日本ジュニア新体操選手権大会 2日目 個人総合 後半2種目(クラブ・リボン)

個人総合見事優勝の座に輝いたのは、丸山莉奈選手(イオン)

初日を終えてトップの重圧からか、クラブの演技では前半リズムが崩れやや表情も硬かった。冒頭と中盤のリスクでそれぞれ落下ミスが生じた。得点21.050と出遅れた。
リボンの演技は、クラブのミスを挽回。「I Love Paris」に乗せて、ダンサブルにエネルギッシュに演じた。気迫の伝わる演技で会場を沸かせた。最後まで諦めずに最終種目で自分の持っている力を出し切った。
「有観客の大会で、応援も沢山頂けて、嬉しく、楽しく演技を終えることが出来て、結果もついてきてとてもうれしい気持ちです!」と笑顔で語った。
総合得点 95.650、クラブ21.050、リボン24.700

2位は西本愛実選手(Estella RG)
クラブの演技からのスタート。演技最後のDAで落下し、手具なしで演技を終了。ラストのミス以外は大きなミスなく演じ得点を伸ばした。クラブは種目別で優勝を果たした。
リボンの演技は、クラブのミスの悔しさをバネに、会心の出来栄えであった。安定した演技を魅せて見事個人総合2位の座に輝いた。
今後は、フェアリージャパン POLAのメンバーとして活躍が期待される選手である。

総合得点 95.550、クラブ22.900、リボン23.800

3位は岡田華英選手(イオン)
昨日からリズムがつかめず、3種目ミスが続いてしまった。
しかし、リボンでは、本来の力が出せた演技を披露した。ワルツのリズムに乗せて、ほぼプログラム通りに演技を纏めた。美しさと優雅さを兼ね備えた演技に観客から大きな拍手が沸いた。Dスコアは10点を超え、AスコアEスコア共に7点を超え、今大会最高得点をマークした。最後まで諦めずに頑張る岡田選手の姿は、多くの選手に力を与えた事でしょう。

総合得点 94.850、クラブ 22.500、リボン25.950

クラブメダリスト
1位 西本愛実
2位 島﨑もも
3位 岡田華英

リボンメダリスト
1位 岡田華英
2位 丸山莉奈
3位 西本愛実

今大会上位者は来年度シニアとなる。シニア選手として今後の成長を楽しみにしたい。

 

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