ChacottCHAMPIONSHIPS第40回全日本ジュニア新体操レポート(女子)11/20

報告者:広報委員会 藤野朱美

第40回全日本ジュニア新体操選手権大会3日目

<団体競技>
大会最終日は男女ともに団体競技が行われた。
今年改訂さえれたルールでは、音楽と動きの一致が評価に大きく影響されている。波動という全身を使ったボディーウェーブを演技に取り入れることが必須となっており、身体の動きが全体的に大きくなった印象を受ける。交換や連係では得点を獲得するために、以前より高さと距離が必要となっているため、空間の使用がダイナミックになっている。難度を評価するDスコア、芸術を評価するAスコア、演技の出来栄えを評価するEスコア、3つのパネルの合計得点が評価となる。

優勝 CAC RG。
前半は表現力豊かに、後半は最後の瞬間まで技で責める演技で観客を沸かせた。
選手のキャラクターに合った選曲と振り付け、エネルギッシュな演技は観ていて惹きつけられた。交換や連係はほぼ移動なく実施されていた。1つ1つの難度が明確にカウントされDスコアは12点を超えた。素晴らしい出来栄えであった。
D12.100 A7.100 E6.750 得点25.950

2位 町田RG。
5名の選手の息がぴたりと合った演技で、団体の良さを最大限に引き出した演技であった。空間の使い方、選手達の持っているポテンシャルを最大限に引き出す演技構成は流石である。
大きなミスなくほぼプログラム通りの演技を纏めた。選手達のエネルギーに観客が巻き込まれる、そんな空気を感じた。2分30秒が短く感じた。
D11.700 A7.100 E6.950 得点25.750

3位 エンジェルRGカガワ日中
独創的な音楽と演技構成。数か所ヒヤッとする場面があったが、こらえてミスには繋がらなかった。選手1人1人の個性が輝く演技構成で、5名の選手が表現力豊かに演じた。
連係をキャッチするとともに演技終了。緊張感マックスでの演技終了に大きな拍手が沸いた。
D11.000 A7.250 E6.650 得点24.900

今大会で、選曲と振り付けの大切さを改めて感じる大会であった。
昨年まではDが青天井であったので、Dスコアが勝負を決めるといっても過言ではなかった。
今期からは、より音楽の特徴を活かした演技構成が必須となっている。
全身で表現するための基本を習得し、感情表現をするために感性を磨き、試合で会場を巻き込むエネルギーで演じる、選手に求められる要素は多岐にわたる。

芸術スポーツならではの魅力が更に引き立つルールとなっているのではないかと思う。
来期に向けて、更に表現力豊かな演技を期待したい。

 

大会ページ・結果はこちら