第48回NHK杯事前会見

報告者:

■内村航平(日本体育大学)
 4月に行われた全日本(2次予選)の後、風邪をひいて体調を崩しましたが、練習は続けました。おかげで体力を落とさないですみました。
しばらくテンションが下がっていましたが、会場入りして上がってきました。
 痛いところがないわけではないですが、あまり気になるほどではないので、明日は良い試合をしたいと思います。今年一番大きな大会の選考会だし、世界選手権は(出場できれば)初めて、そして場所もロンドン(次のオリンピック開催地)なので、是非代表として出場したいと思います。そのためにも、着地まで大事に自分の満足のいく演技をしたいと思います。
■田中和仁(徳洲会体操クラブ)
 肩と手首が少し痛いですが、調子は良いのであまり心配はしていません。昨年、(北京五輪の)2次予選を3位通過したのにNHK杯でミスを出してしまい北京に行けず悔しい思いをしました。ただ、オリンピックの最終選考会ははじめての出場でとても良い経験ができたと思っています。
 今年はその経験を活かして自分の満足のいく演技をしたいと思います。今回は2位通過ということで、自分がミスしなければ、他の選手に対してプレッシャーをかけることもできるので、失敗なくやりたいです。
■山室光史(日本体育大学)
 世界選手権はロンドン(次のオリンピック開催地)なので、ぜひ行ってみたいという気持ちはあります。しかし、あまり意識せず自分の力を出したいと思います。跳馬でロペスを跳びますが、これが成功すれば乗っていけると思います。
 全体として、着地勝負になると思うので、失敗しないこと、着地をどれだけ止められるかが鍵になると思います。着地を大事にしていきたいと思います。
■鶴見虹子(朝日生命体操クラブ)
 あまり緊張していません、本番になればは緊張すると思いますが、体調も良く、怪我もありません。
 (4月の)全日本から跳馬では助走を工夫して、前より良くなっているので明日は思い切り跳びたいと思います。
 今回はたくさん練習してきたので、いつも通りやって代表入りしたいと思っています。練習どおりやるのが大切なので、その成果を出し切りたいです。
■田中理恵(日本体育大学)
 (競技が始まるのが)すごい楽しみという気持ちです。自分の演技ができるといいと思っています。緊張もしていますが、楽しむことが一番だと思っています。
 (4月の)全日本で自信の持てる演技ができました。今回も自信をもってやりたいと思います。
 昨年は北京行きを逃し非常にくやしい思いをしたので、今回は世界選手権代表の切符を是非手に入れたいと思います。できれば、兄(田中和仁)と2人で代表入りしたいです。
 姿勢欠点の少ない良い実施をこころがけ、ゆかは大学生らしいダイナミックな演技で表現力をアピールできたらいいなと思います。
■新竹優子(羽衣学園高等学校)
 明日・あさってで代表が決まるのですごく緊張しています。ベストを出せるようにがんばりたいと思います。
昨年のNHK杯もすごく緊張しましたが、今年もすごく緊張しています。ただ、練習の中で細かいところまで詰めて練習してきたので、良い演技をしたいと思います。緊張を力に換えて自分の力を出せるようがんばります。