世界体操予選女子3班

報告者:

 3班には日本の上村美揮がゆかから登場。着地を止めきれなかったが、落ち着いた演技で12.900をマーク。跳馬は1本目ユルチェンコ1回ひねりをまとめる。地元TWEDDLEのゆかが始まるということで2本目に入る直前に会場が大歓声に包まれるが、ロンダートひねり前転とび前方屈身宙返りをまとめる。段違い平行棒も落ち着いた演技。着地で1歩前に動く。13.700。平均台、前の演技の得点がなかなか出ず、ポディウムの上で待たされる。北村コーチが落ち着くよう声をかける。演技が始まり、ウルフとび1回ひねりでのぶれをしっかり修正。前宙~後転とび~後方開脚伸身宙をまとめる。わずかなミスを瞬時に調整して見せ、安定感を表現し13.200。個人総合合計53.325で10位に位置する。
 アメリカ優勝候補のSLOANが平均台に登場。前宙で落下。その後、開脚前宙から側宙など連続せずに慎重に演技し、ロンダート~後方屈身2回宙着地1歩。13.325と不本意なスタート。ゆかは豪快なタンブリング技を決めるが着地をまとめきれず13.600。跳馬はユルチェンコ2回ひねり着地1歩。不安だった段違い平行棒、最初のエンドーで停滞しそうになるがこらえ、フットサークル系を中心とした高難度技をまとめ、14.600。結局、合計56.050を獲得して現時点で3位。
 ロシアのSEMENOVAは段違い平行棒スタート。フット1回半ひねり~イエガー、シュタルダー~デルチェフを決める。しかしひねり倒立でバランスを位崩し慌ただしい演技に。14.200。平均台、開脚前宙~後転とび~後方開脚伸身宙、側宙、後ろに足をあげたターン、羊とび、オノディ~後転とび~後方開脚伸身宙、ロンダート~後方屈身2回宙返り下りをまとめ14.075。ゆか、前半のアクロバット技はうまくこなしたが、後方宙1回半ひねり~前宙1回ひねりで尻もち。後方屈身2回宙を決めたが、12.775で大きく後退。跳馬はユルチェンコ1回半ひねり着地1歩でまとめる。結果個人総合は54.900。現時点で6位。
 ルーマニアPORGRASは段違い平行棒、シュタルダー1回半ひねり~イエガー、下移動ひねり倒立~フット1回ひねり~開脚前振り上移動、後方伸身2回宙返りをまとめる。14.575。平均台、開脚前宙~後転とび~後方伸身開脚宙、交差輪とび、側宙など決め、後転とび連続~後方屈身2回宙返りをまとめる。14.850で種目トップに。ゆか、月面、片足水平2回ターン、後方宙2回半ひねり~伸身前宙、Y字2回ターン、後方屈身2回宙返り、後方かかえ込み2回宙返りをそれぞれまとめ、14.175。跳馬ユルチェンコ1回ひねりをまとめ57.300で個人総合トップに。
 中国はSUI Luが平均台、ゆか、跳馬に、HE Kexinが段違い平行棒に出場。SUI Luの平均台は最初の前宙でバランスを崩し、その後、1つ1つの技を丁寧に行うが組合せ点を取りきれず14.325。HE Kexinは安定した演技を披露。イエガーひねり~イエガー、大逆手1回ひねり~伸身イエガー~パクをきめ、最後は無難にほん転から月面、着地で1歩動く。15.975(D7.1)は他を寄せ付けない圧倒的な強さ。
 地元イギリスのTWEDDLEはゆか。最初の後方宙1回半ひねり~ロンダート~後転とび~後ろとびひねり前方かかえ込み2回宙返りで着地姿勢が低くなり尻もちをつきそうになるがこらえる。その後、着地が慌ただしかったが大きなミスもなく演技を終える。14.075。段違い平行棒はフットトカチェフひねりで落下。さらにバックカットひねりからのスタートで床に足を接触させるミス。13.850で予選敗退。