2011世界選手権種目別1日目インタビュー

報告者:

KOMOVA, Victoria (RUS)
今日は失敗するべきではなかったし、その通り失敗せずにできました。(個人総合で負けたことについて)悔しい思いはその日のうちに忘れたし、私は段違い平行棒に焦点を当てていたので個人総合のことは引きずっていません。(採点に不満があるか?)それはないですし、もしあるとしても、それは私に至らない点があったからです。(次の五輪に向けて)やらなくてはいけない点が見えて、跳馬を改善しないといけないと思いました。(予選では慎重に演技をしているように見えたが?)私は失敗しないように慎重に演技をした。出来なかったり、落下したりというのが怖かったです。ウォーミングアップをしっかりしていないというのもありました。(個人総合の後の夜はよく寝れたか?)はい。チームメイトたちが心を落ち着けてくれました。(お母さん※からアドバイスは?)今日はまだ一度も会ってなくて、試合前には落ち着いてやるように言われて、その通りに落ち着いて演技することが出来ました。(今の心境は?)心が軽くなった感じかなと思います。
※1985年世界選手権代表のVera Kolesnikova。
ZOU Kai (CHN)
自分の力は発揮できました。ただ、予選から点数が低くなっているので凹んでいます。(何が原因と思うか?)わからない。審判が点数をつけるから、審判の人に原因を聞きたい。(来年のロンドン五輪に向けては?)中国は国内の競争が激しい。得意種目を磨いて、その種目を中国選手の中で光らせたい。(内村が演技構成を変えて高難度にしたことにより、自分の金メダルのチャンスが遠のいたと感じていたか?)内村選手の演技の完成度が高いとは思いますが・・・コメントは控えます。
PHAN Thi Ha Thanh(VIE)
今の心境はとても幸せです。(メダルは意識して演技したか?)すべての選手がメダルを夢見て演技すると思います。でも、本当にメダルを取れたということに対して、すごく嬉しいです。(海外からコーチが来て強化しているのか?)ベトナムの体操協会やコーチ陣の大変な努力でここまで来たと思います。選手たちも大きな夢を持っています。今回のことでかなり満足しているし、メダルということを想像すらしたことがないので本当に喜んでいます。(メダルを取ったことにより五輪出場権を得たことについて)今は頭が真っ白で目標とかは浮かばないが、帰国してゆっくりと考えたいと思います。
TENG Haibin (CHN)
肩の故障があって、とても辛いです。難しい技を練習して痛めました。今大会最後のメダルを取れなかったのは残念です。今は全く肩に力が入りません。(チーム内で年齢が上の方だが、体力に影響はあるか?)あります。ただ、自分自身はトレーニングをしっかりしています。来年のロンドン五輪は個人総合中心にするのか、種目別中心にするかはじっくりと考えたいと思います。
寺本明日香
セッティングでワイヤーのミスがあったけども、ノーミスで演技が出来たのでよかったです。(そのセッティングミスについては)け上がり振り上げ倒立をしたときに、「あっ」と思ったけども、そこで状況に合わせて調整しました。今日は技が流れてしまったのが反省点です。世界選手権出場が夢だったので、その夢の舞台でノーミスで演技したことがとても嬉しいです。皆さんの応援で力をもらえたのでしっかりと演技が出来ました。皆さんに大変感謝しています。
鶴見虹子
ちゃんとやっていたらメダルを取れたと思うので、本当に悔しいです。ひねりの部分は完全ではなかったので、それが演技に出てしまったかなと思います。(アップでは出来ていたのか?)アップではちゃんと出来ていました。しかし、緊張していたこともあり、うまく出来ませんでした。特に今年は平行棒でメダルを取りたいと思っていました。失敗してしまったけども、失敗したことはいい経験になったと思います。昨年は出し惜しみみたいな演技になっていましたが、今年は失敗したけども、思い切って自分の演技をすることを楽しめました。なので、次に繋がると思います。Dスコアも、Eスコアも、ちゃんとやれば上に行けるので、これからは安定性、完璧な演技を求めていきたいです。