2013アメリカンカップ現地レポート4

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男子決勝(8人で前半と後半を分けて進めていく方式)
■1種目目ゆか
 みなミスのない演技をこなしてゆくが、優勝候補のLeyvaが最終節で技ができず走り抜けてしまう痛恨のミス。12.80というスタートに。Daltonは得意のゆかで15.70をたたき出す。石川選手はていねいな良いできで無難なスタート。
■2種目目あん馬
 誰も落ちないレベルの高い展開となった。その中でVerniaievが唯一の15 点台を出す。石川選手途中ぐらつくも立て直し、まあまあのでき。Daltonは苦手の種目で13点台の苦しい得点。
■3種目目つり輪
 力の表現でかなりの差がつき始める。あん馬の苦手なDaltonやNguenが高得点を取り、勢いを取り返す。石川選手、最後の方でゆれと苦しさが見られ、終末技で大きく1歩前のでき。得点伸びず。
■4種目目跳馬
 石川選手価値点は5.2と低めだがEスコア9.4というすばらしいでき。上位陣ノーミスで高得点が続く中、トップのDalton ロペスをまとめ、トップ独走態勢に入る。
■5種目目平行棒
 Leyva新しい構成でチャレンジするも減点が多くEスコア伸びず。優勝戦線脱落。石川選手きめの甘さはあるが良いでき。Dalto着地まで決める。他の選手みな良いできで、差はあまり付かず。
■6種目目鉄棒
 Leyvaから連続で4人落下の乱調模様。その中で5人目のVerniaiev何とか踏ん張る。6番手石川選手コールマンで痛恨の落下。あとはしっかりやるが、E得点伸びず。Daltonほぼ完璧な演技で2位以下を寄せ付けない強さで逃げ切る。石川選手4位と健闘してくれた。
 初めての新ルールでの国際大会となったが、特に問題もなく選手は対応して演技をしていたように感じられる。Eスコアを上げる努力は見られるが、やはり大過失をしたら順位は下がるということを認識させられた試合であった。この2つをどうクリアし、強さをつくっていくかがこれからの選手に求められる課題であろう。
個人総合結果
1. Jacob Dalton,(アメリカ) 89.398
2. Oleg Verniaiev, (ウクライナ) 87.298
3. Marcel Nguyen, (ドイツ) 87.031
4. Hiroki Ishikawa, (日本) 86.531
5. Kristian Thomas, (イギリス) 85.831
6. Danell Leyva,(アメリカ) 85.265
7. Sergio Sasaki Junior,(ブラジル) 83.232
8. Jorge Hugo Giraldo Lopez, (コロンビア) 82.298