第68回全日本体操競技団体選手権予選女子2班レポート

報告者:

2班  東京女子体育大学・朝日生命・中京大学・大阪体育大学体操競技部
跳馬スタートの東京女子体育大学は小畠彩夏選手が雄大なユルチェンコ1回ひねりを決め、昔ながらの「トンジョ」らしいパワフルな体操で残り3種目も1年生の新エース湖山乃雅選手を中心にチーム得点を重ねる。ただ、平均台でミスが続いてしまったのがもったいないところ。
最後のゆかでは再び小畠選手が3回ひねり終末技の2回半ひねりで脚力の強さをしっかりとアピールした。チーム得点200.950
39歳、オクサナ・チュソビチナ選手を擁する朝日生命は段違い平行棒スタート。トップバッターの野田咲くら選手が高棒の振り上げ倒立をやり直すミスでスタートしてしまうが、美濃部ゆう選手が職人技の片手軸1回ひねり、1回半ひねりを見せると、チュソビチナ選手がアドラー~イエガー、翻転飛び出し高棒移動(懐かしい!)ムーンサルト下りを見せるなど、しっかりとベスト4を稼ぐ。
平均台では2ミスが出てしまうが、ゆかはベスト4をしっかりと揃える。
最終種目跳馬では直前のゆかの演技をしなかったチュソビチナ選手が伸身ツカハラ1回半ひねり(Dスコア5.5)をを決め、Eスコアで8.9を出し、4種目を締めくくった。チーム得点208.650
平均台スタートは中京大学。寺本明日香選手は世界選手権で苦い思いをしたシリーズボーナス(3つの技の組み合わせ)のバク転+バク転+片足スワンをしっかりと決め、Dスコア5.8、Eスコア8.45をもぎ取る。他の選手もミス無く揃え、ゆかもそのまま良い雰囲気でノーミス。。。
しかし、跳馬で脚力が持ち味の前田早知子選手がユルチェンコで何かが原因でひねることができず、ただの伸身宙返りに。嫌な雰囲気を残しつつ、寺本選手が転回伸身前宙1/2ひねりを成功させ、最終種目へ。すると、段違い平行棒で一人目の選手がまさかの2ミス。その後なんとか流れはを戻したかと思ったが、寺本選手が閉脚シュタルダー1回ひねりを1/2ひねりで担いでしまい、落下。
最後までドキドキする試合展開となったが、終わってみれば2班終了時点で3位。予選通過を確実にする。チーム得点205.300
ゆかスタートの大阪体育大学。
膝の大怪我から復帰し、地元長崎国体を経て全日本復帰となったダンコ絵里香リン選手を中心に得点を重ねる。膝のテーピングがまだ痛々しいが、しっかりと体をしぼり、この試合に合わせてきた印象。チーム全体的にはところどころでミスが見られたが、今年ダンスや表現力の方にも力を入れてきており、その成果も見られた。チーム得点194.050
<2班終了時点>  予選は6-5-4、決勝は6-3-3でカウント。
1 日本体育大学      215.400
2 朝日生命        208.650
3 中京大学        205.300
4 フジスポーツクラブ    204.450
5 東京女子体育大学    200.950
6 レジックスポーツ     197.000
7 筑波大学        194.500
8 大阪体育大学体操競技部 194.050