第46回世界体操競技選手権レポート2

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現地10月20日、女子ポディウム練習(本会場練習)が行われた.
<7班>
2日目朝、最初の7班には,中国と北朝鮮が登場した.北朝鮮チーム,最初の種目ゆかにおいて1名の選手がけがを負った.そのため,その後は5名での練習を余儀なくされた.前回世界選手権における種目別跳馬金メダリストであるHONG選手は,今大会でも活躍が期待される跳躍を披露していた.中国チームは団体で十分にメダルを狙える位置にいることを印象付けた。全種目において正確な実施に加え、高いDスコアが予想される演技を行った.ゆかでは後方宙3回半ひねり~前方宙返りの個性的な連続を2名の選手が行うなど,優勝を意識した積極的な取り組みに勢いを感じた。
<8班>
8班では,韓国とベルギーがトレーニングを行った.両国ともにミスが目立ち、勢いを感じられなかった。まずは大過失をなくすことがオリンピック出場権の獲得するために必要最低限の条件だ.2011年東京世界選手権においてベトナムに初の世界選手権のメダル(跳馬)をもたらしたPHAN選手は,今大会においても雄大な跳躍を実施することが期待される.
<9班>
日本とオリンピック出場権を競うであろうオーストラリアとフランスがポディウムトレーニングを行った.両チームともに,スピードがあり雄大な手放し技を見せた段違い平行棒では高得点獲得が予想される。平均台では落下も見られたが、張りのある演技を見せており、波に乗れば高得点を稼ぎだすだろう。跳馬ではユルチェンコ1回ひねりを軸にしており、いかにミスを少なくこなすことが勝敗を分けることになるであろう。
<10班>.
観戦する選手、指導者がもっとも集まり、その視線の先には優勝候補筆頭のアメリカが立つ.世界選手権個人総合2連覇中のBILES選手をはじめ、ロンドンオリンピック個人総合金メダリストのDOUGLAS選手が久しぶりに競技復帰。すべての選手が優勝を狙えるほど,他国を圧倒する演技を披露し,団体優勝へ向け盤石の状態で本番を迎える.何よりも高難度な演技構成を最初の器具タッチで実施してしまう体力・精神力からは、十分に積み上げられた練習量が証明されている。なお、ゆかでの「前方屈身2回宙返り」など新しい技への取り組みもあった.同班のオランダチームも非常にいいトレーニングを行った.ターンを中心とした個性的な高難度の技,そしてパフォーマンスの質は高く,日本とオリンピック出場権を競い合う試合をする可能性を感じた。
<11班>
 メキシコは最初のゆかで1名足を負傷し、チームとしてのマイナスが大きい様子。ところどころに質の高い技捌きを見せるが、ミスも目立った。その後,器具の感触を確かめるようにトレーニングを行った.メキシコの一選手が種目別跳馬決勝進出を目指し,何回もツカハラ2回ひねりに挑戦していた様子が印象的だった.ギリシャは最初の種目段違い平行棒で1名演技中に落下し、転倒したまま起き上がれずにドクターが駆け寄る緊迫した場面もあったが、少し休息して動けるようになり、その後演技ができるようになり、大事には至らなかった。
<12班>
 スイスはSTEINGRUBER選手がチームをけん引。この班の中ではもっともチームとしてのまとまりを感じる。ハンガリーは基本的な技を中心に演技を行うが大過失も目立つ。この班の中で、個人出場のジャマイカの3選手が入場紹介時にウサインボルト選手のポーズをする等、陽気な面を見せていた。これで全24チームがポディウムトレーニングを終えた.世界選手権のメダルおよび来年に控えるリオデジャネイロオリンピックの出場権獲得をかけた戦いが23日より始まる.予選は2日間にわたって行われる.
練習終了後のミックスゾーンにおけるアメリカ女子選手