スポーツ選手活用体力向上事業報告:神奈川

■講師 水鳥 舞夏
■場所 平塚市立吉沢小学校 体育館
■期日 平成22年12月2日(木)
■対象 5年生 63名  6年生 50名
■趣旨
 本校の児童は、できるようになる喜びを感じながら運動に対して自分なりに楽しく取り組む子が多い。さらに、基本的な動きや技能を確実に身に付け、意欲的に運動に取り組み、体力の向上が図れるようにしていきたい。そこで、本事業のトップアスリートの実演・指導・講話等をとおし、ふれあうことにより、運動が本来もつ楽しさや奥の深さを経験し、生涯にわたって運動に親しむ資質を育てることを目的とする。
■事業内容 
◆5年生 ウォーミングアップ 模範演技 実技指導(マット)
 音楽に合わせて、柔軟、準備運動をした後に、模範演技を行った。その後、マットで側転、伸膝前転の練習を行った。
◆6年生 ウォーミングアップ 模範演技 実技指導(跳び箱)
 5年生同様、音楽に合わせて、柔軟、準備運動をした後に、模範演技を行った。その後、跳び箱で開脚跳び、閉脚跳び、台上前転の練習を行った。
■報告・感想
◆5年
 技の前と後が重要と言う話をしてから練習に入ったので、みんな肘も指先も伸ばして手を挙げた姿勢から始まり、技が終わるとサッと手を挙げてポーズをする姿が印象的でした。伸膝前転は坂を使って練習をしました。伸膝前転は生徒達からの要望だったのでみんな一生懸命練習していました。2人組で前屈の柔軟をしたり、2人組で手押し車をして好きなところに歩いたり、上手くコミュニケーションが取れたのではないかと思います。友だち同士で教え合ったり、『先生見てて』と声を掛けてくれる生徒がいたり、とても積極的に、楽しそうに取り組んでいました。
◆6年生
 男女とても仲が良く、各跳び箱に均等に分かれていたのでスムーズに練習が出来ました。手を着く位置にテープで印を付けたので、『手が早く離れる』とか『分かりやすい』と言う生徒が多く、跳べなかった生徒が1人で飛び越えられる様になっていました。台上前転は、『落ちそうで怖い』と言う生徒が多かったので、跳び箱を低くし、両側に先生が立って練習をしたら、初めは怖がっていた生徒も次第に怖がらずに前転が出来るようになってきました。
 終わってから、『先生のおかげで閉脚跳びができるようになりました。ありがとうございました。』『今日初めて開脚跳び出来たよ』など、他にもたくさんの生徒が感想を言いに来てくれてとても嬉しかったです。
 生徒達と、先生方に協力していただいたおかげで、とてもスムーズに進めることが出来ました。ありがとうございました。