スポーツ選手活用体力向上事業報告:東京

■講師 笹田弥生
■場所 千代田区立番町幼稚園、併設小学校講堂
■期日 平成22年12月20日(月)AM10時~11時15分
■対象 年中4歳児25名、年長22名、計47名
■趣旨
 いろいろな体の動きに関心をもち、友達や先生と一緒に身体を動かすことを楽しめるようにする。
■事業内容(プログラム)の紹介 
講話
 動くことの楽しさ。器械運動が小学校中学校につながること。自身の運動体験を簡単に紹介しました。
実技指導
・ウォーミングアップとして、音楽に合わせて講堂を走りながら動物の動きを真似る、高い台にすばやく上ることを楽しく行った。
・簡単な柔軟運動、ゆりかごなど
・マット運動:2枚の短マットを利用して、四つん這い運動。マットとマットの間隔を作り、飛び越すように。また、間に跳び箱1段を置いて、上り下りの負荷をかけて行った。最終的に段上からの前転、その場マットでの前転まで行った。
・リズム体操:音楽に合わせて、整理運動を兼ねて元気に動いた。
■報告・感想
 区立幼稚園が区立小学校を併設されているため、小学校の講堂を利用して実技が出来たので、広い空間でゆったりと行うことが出来た。場所柄、余り普段外で思い切り身体を使って遊んでいる子ども達ではないので、動きは細く、弱い感じがした。最初は、四つん這いの熊さん歩き、お馬さんでも顔からつぶれたりする子もいたが、こんな風に動いてみようとしっかり手を着いて身体を支えることを伝えると、上手に前転まで行える園児も数名いた。
普段十分に身体を動かせる機会が少ないせいか、楽しそうに声を出しながらの実技であった。未就学児でもあるため、実技指導を通し人の話をきちんと聞くこと、真似る事を必要とする体操等では、先生をしっかり見ていることなどの態度の注意も加えて行った。
 協力していただいた園長先生はじめ、先生方準備等ありがとうございました。これを契機にもっともっとたくましさを備えた動きが出来るように期待しています。