スポーツ選手活用体力向上事業報告書:福井

1)講師:水鳥舞夏
2)場所:福井市六条幼小学校 体育館
3)期日:10月25日(木)
4)対象:5年生20名 6年生23名
5)趣旨
 器械運動に関心の持てない子供たちに専門的な知識や経験を元に様々な指導を行うことで、器械運動の楽しさを体験するとともに、主体的に器械運動に取り組む意欲と体力を身につけさせることを目的とする。
6)事業内容 
 ・講話「わたしと体操競技」
 ・実技指導 マット 跳び箱 鉄棒
7)報告・感想
 講話・準備運動には、1年生から4年生、六条幼稚園の園児、見学に来た保護者の方々も参加し、楽しく教室が始まった。体操クラブに通っている生徒がいたため、一緒に模範演技をしてもらい、とても盛り上がった。
 実技では、子どもたちが練習したい種目に分かれ、練習したい技を自由に行い、私が20分ごとに種目を移動しながら指導をした。12月に、器械運動交歓会があるため、子どもたちは積極的に取り組んでいた。
 マットでは、きれいな前転を覚えて他のみんなに教えようと言うことで、全員で前転の練習を行った。最後には、5.6年生に分かれて発表をし、生徒や先生方から拍手をもらっていた。その後は、側転、バランスなどの練習も行った。
 跳び箱は、6~8段で開脚跳び、閉脚跳び、台上前転の練習をした。跳び箱の上からジャンプをして、前を見て着地をする練習をし、着地まで丁寧に跳んでいた。何人もの生徒が「○○を見てください」と言いに来て、とても積極的だった。
 鉄棒では、逆上がりに重点を置いて練習した。簡単に出来る生徒は、膝を伸ばすことをテーマに行った。さっきまで簡単に出来ていた生徒のほとんどが急に出来なくなり、悪戦苦闘していたが、表情はとても楽しそうだった。今まで1回も出来たことがないと言う生徒がコツをつかみ、簡単に逆上がりが出来るようになり、今度は出来ない生徒にやり方を説明している姿を見て、とてもやりがいを感じた。
 器械運動交換会に向けて、普段からマット・跳び箱・鉄棒をやっているため、みんな非常に積極的で、よく動いていた。高学年になると、女の子は恥ずかしがってやらない生徒もいるが、六条小学校の女の子達は、とても楽しそうにたくさん練習をしていた。
 その後は、6年生の教室で色んなお話をしながら一緒に給食を食べ、最後までとても楽しい時間を過ごすことが出来た。ありがとうございました。