トップアスリート派遣指導事業報告(長崎・平戸)

1)指導場所 長崎県平戸市立山田小学校
2)期日 平成21年11月24日(火曜日)
3)指導対象生徒 
 低学年教室 1年生19名 2年生24名 3年生24名
 高学年教室 4年生26名 5年生18名 6年生33名
4)講師 米田功
5)山田小学校趣旨
 山田小学校の児童は、基本的な健康習慣の定着がまだ十分とは言えず意欲的な活動性が低い。体力テストでは全国平均とほぼ同値だが柔軟性に欠けている。そこで、本事業でトップアスリートの講話・実演・指導等にふれることにより、生き生きと身体を動かす楽しさや充実感を経験し、運動へ誘い、生涯を通して運動に親しみ健康に生きることの大切さを体感させることを目的とする。
《内容》
低学年
□講話  「睡眠と食事の大切さ」
□体操教室
 ●準備運動
 ●柔軟
 ●マット運動(前まわり・後ろまわり・背倒立)
高学年
□講話 「心と体を支えるもの」
□体操教室
●準備運動
●柔軟
●マット運動(前まわり・後ろまわり・倒立前転)
●とび箱(開脚跳び・台上前転・ヘッドスプリング)
 低学年の講話では、朝ごはんを食べない子供たちや、睡眠時間が少なくなってきている子供たちが多くなっている現状の中、山田小学校の低学年の子ども達はほとんどが朝ごはんを食べ、睡眠も9時間ほどとっているという状況で大変優秀でした。
(後で聞くと、高学年の生徒の方が昼食を残したり、睡眠時間も少なく、先生方は心配している様子でした。)
 高学年の講話では、心と体は繋がっているということからメンタルの部分を中心に話をしました。実技の方は、ウォーミングアップは頭を使うことと、バランスを養うことを取り入れました。そして、当日学んだことが今後に役に立つように意識をし、行いました。
 全体を通して、子供たちは真面目に取り組んでくれて最後まで楽しんでくれたように思います。これを期に食事・睡眠・考え方の大切さ、体を動かす楽しさを感じて貰えたらいいなと思っています。
 温かく迎えてくれた平戸市山田小学校の皆さん、体育協会の皆さんには感謝しています。ありがとうございました。