スポーツ選手活用体力向上事業報告:岩手

1.講師:渡邊光昭
2.場所:岩手県 宮野目小学校
3.期日:平成24年10月29日(月)
4.対象:6年生 68名
5.趣旨
 できないことへの苦手意識や恐怖心を払拭し、自信を持って運動に取り組むことができるようになってほしい。そのためのヒントやきっかけを与えていただきたい。また、自ら楽しみを持って運動に親しむ習慣をつけたいと願い、全校での業間運動に取り組ませている。日常的に取り組むことができる運動についても教えていただきたい。
6.報告
 震災において新花巻市は大きな損害を受けていないようであるが、避難し宮野目小学校に転向せざるおえなかった生徒も何人かおり、まだまだ児童の心理的ケアやその他の対応に先生方は苦慮しているようであった。今回の指導においてはその意味でも児童の笑顔や前向きに取り組む活力を引出し、終始楽しく教室が出来た事は子供達にとって良いきっかけになったのではないかと思われる。
指導内容)
1)ウオーミオングアップ
・体操的感覚練習を取り入れたアップを行う。(ジャンプ?ひねり?方向転換?ひねり?ジャンプ…等)
・馬跳び?又潜り(競争)
・諸関節、筋肉のストレッチ
2)主運動(マット運動)
① 一人で倒立!をテーマにお団子倒立?足伸ばしまで
 ※一人でバランス良く倒立ができた児童もいた。
②前転(後半部=後ろ転がり?起き上がりまで 前半部=転?抱え込み姿勢の座位まで 全習=転?起き上がり 着地姿勢まで)
主運動(跳び箱)
体育館舞台を使って実施。
舞台下に踏み切り板4台をセット。合わせて舞台にマット4枚をひく。
抱え込み型での跳躍
開脚姿勢での跳躍
台上前転(チャレンジタイムとして挑戦したい者で行ったが、ほとんどの児童が挑戦した)
3)模範演技
 練習した内容を織りまぜながら5つ程度に基本技を連続して実施。簡単な実施ではあるが丁寧に綺麗に行うことで違った技に見えるようである。
 最後に指導に際し、ご協力頂きました宮野目小学校の先生方有難うございました。