体操普及事業報告(高崎市)

群馬県高崎市の高崎アリーナで行われた第72回全日本体操競技種目別選手権大会の期間中に体操普及事業を行いました。6月26日(火)には高崎市の幼児から小学生の合計655名に体操プログラム(体つくり運動とリズム体操)を体験していただきました。6月28日(木)、29日(金)には、高崎市の小学5・6年生合計約400名に、ゆかフロア上でジャンプ力向上の体操プログラムを実施しました。特に“ジャンプ”や“ひねり動作”を行う際の腕の使い方について説明し、最後に音楽に合わせたリズム体操を行いました。その後は、3Dレーザーセンサーを利用した『採点支援システム』を日本体操協会と共同研究している富士通株式会社にご協力いただき、ICTとなわとびを組み合わせた『なわとびセンシング』(http://jp.fujitsu.com/solutions/business-technology/iot/product/nawatobi-sensing/)を体験していただきました。

冒頭、塚原光男副会長による“ムーンサルト”のお話は、子どもたちはもちろん、小学校の先生方も興味津々といった感じでした。塚原光男副会長は、「体操は様々なスポーツの基本となり、体の使い方を体得できる」と話され、小学生は体操・なわとびプログラム体験後に会場練習を約1時間見学しました。体操の生の演技を目の前で見ると、大きな歓声や拍手が上がりました。

短い時間でしたが、大変有意義な普及事業となりました。ご協力いただきました高崎財団、並びに富士通株式会社の皆さまには深く御礼を申し上げます。

日本体操協会では、地域に密着した普及事業を展開することにより、なお一層の体操ファン拡大を目指しております。

7月29日(日)には、内村航平選手、亀山耕平選手、杉原愛子選手と体操イベントを行います。その内容も報告いたしますので、楽しみにお待ちください。

 

体操プログラム・『なわとびセンシング』体験 実施の様子