W杯サンクトペテルブルグ新体操国際現地レポート2

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 4日、サンクトペテルブルグ大会最終日が無事終了した。日本はフープの種目では、ジャンプなどの難度も見えて、これまで見た中では一番勢いのある演技を見せた。後半、投げが短くなるところがあり、最後のリスク系連係もうまくは決まらなかったが、対処が良く、落下ミスはなかった。
 ベラルーシに落下ミスが出て、日本は3位になり、選抜チームを組んで初めて26点台にも乗せた。
 リボン&ロープは、交換時にロープの落下があったのと、他の交換で投げの乱れがあった。またリボンに結び目ができたりしてミスが幾度か出てしまったが、最後までがまんができた演技だったように思う。
この種目は、またもやロシアが大きなミス。総合と同じように後半は崩れたまま終わってしまった。日本はこの種目でも3位になったが、できればドイツの上を行きたかったところ。
 全体的には精神的にも少し成長できたような大会だと思う。今後は、難度の精度、投げの精度を上げ、動きの幅を大きくしていくことが課題である。
おもな結果
フープ
1位ロシア.
2位ドイツ
3位日本
4位ベラルーシ
USA棄権
リボン&ロープ
1位ベラルーシ
2位ドイツ
3位日本
USA棄権